佐渡市地域おこし協力隊サイト

佐渡市地域おこし協力隊全メンバーによる活動報告のサイトです

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退任隊員

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五百川将(いおかわたすく)隊員の記事一覧

投稿名 五百川将(いおかわたすく)

担当 放課後等活動支援

出身地 新潟県五泉市
 
任期 2020年12月ー2023年12月(予定)

ひとことコメント
佐渡に来る前の佐渡の印象は、「修学旅行の聖地」です。実際に、佐渡に住んでみるとそこに自然が豊かで、食べ物が美味しいという印象に変化していきました。最近では、「人」に惹かれています。これからも、色んな佐渡を見つけていこうと思います。

私の活動は、放課後等活動支援です。
佐渡市では地域と学校が一体となり、子どもたちの放課後の居場所づくりや学習支援、保護者に対する家庭教育サポートに取り組んでいます。私は、そういった取り組みを地域の方々と協働して、促進させていくことです。その中でメインとして行っているのが、島内の小学校で放課後子ども教室を支援し、子どもたちの体験や学習の機会を増やすことです。

ちなみに、佐渡に来る前は南アジアにあるブータンという小さな国で小中学校の先生をしていました。
#佐渡に住んでみた で発信しています。

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奥野航(おくのわたる)隊員の記事一覧

投稿名 奥野 航(おくの わたる)

担当 小木町地区

出身地 千葉県千葉市
 
任期 2021年2月~2024年1月

ひとことコメント
太平洋を望む千葉県から日本海に浮かぶ佐渡ヶ島へとやってきました。

佐渡はスーパーの魚が安くて美味しいことにびっくりしております。
一尾買ってきて、刺身、焼き、煮魚と余すことなく堪能しています。

離れた地域での飲み会があると、そのまま泊まる人が多いのも驚きです。
(中には車中泊をする猛者も!)

…というのも佐渡には電車がありません。終電を気にせず(?)飲めます。
ちなみに小木港発の最終フェリーは15時45分です。乗り遅れにはご注意を。

担当地区の写真
私の担当する小木町地区は、伝統的な建造物が立ち並ぶ地域です。
ふらっと散歩すればタイムスリップしたような気分になれます。
そんな素敵な町並みを“活かし守り伝える”活動をしていければと思います。

歴史ある町並み こいっちゃ小木

小木の町並み_500px
(写真提供:小木湊まちなみの輪)


突然ですが、みなさんは小学生のころ、
「放課後」をどんな風に過ごしていましたか?

私は、近所の友だちと野球チームを作って、隣町のチームとの対戦に燃えたり、
公園にダンボールで隠れ家を作って、親の目を盗みお宝を持ち込んでは、
みんなでワクワクしてました😊

ここ、佐渡の松ヶ崎小学校区には、学童がありません。
また、学校統廃合の影響もあり学区が広いため
スクールバスで通学している子もいて、
一旦下校すると、友だち同士が中々会えません。

あるとき、「放課後の悩みについて」子どもたちと保護者に
一斉アンケートを取ったところ、

 子どもたち:「放課後にみんなで集まって遊びたい」
 保護者:「近くに子どもがいないため、一人で留守番させることになり不安」

…などの声があることが分かりました。

そこで、平日の放課後に小学校内で居残って過ごす
「居残り組」という取り組みを始めてみました。
(命名したのは、小学生のママたちです😊)

 ※主催は、私もメンバーである「子どもの元気は地域の元気プロジェクト」。
  松ヶ崎・岩首地区在住の保護者を中心とした団体で、
  子どもたちや子育て世代が住み続けられる地域の未来を目指して活動中。

学校の先生方にも快くご了承頂け、たくさんの場所や道具類をお借りできました。
空き教室・図書室・ボードゲーム・楽器・スポーツ用品など。

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一番大事にしたかったのは、かつて私自身が隠れ家を作ったときのワクワク感。
あれって、オトナが管理していない中で、自分たちだけで自由に過ごせたからこそ
楽しかった気がしたんです。

でも、今は危機管理の時代。
まるっきり子どもたちを放置するのも、いかがなものか…

そこで、どうせなら「管理」ではなく、
「見守り」や「一緒に遊ぶ」というスタンスで
寄り添ってくれるオトナを探そう!という気持ちで
近隣の方々にお声がけを始めました。すると…

「子どもたちの動きについていけなさそう」
「子どもが目の前でけがをしてしまったらどうしよう」
「最近子どもと接していないから様子が分からない」

など、不安な気持ちがあることも分かり始めた中で
何人かの方たちが引き受けてくださいました。


いよいよ初日。
松ヶ崎小学校の全校生徒7名が参加!

この日の見守り役は、毎朝スクールバスの誘導で
旗を振ってくださっている地元のおじさま😊
子どもたちとは顔なじみです。

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最初に、私の方から「居残り組」のたった一つのルールとして
「ほう・れん・そう」の説明をしました。

そう!会社で上司からよく言われる(?)あの「報告・連絡・相談」ですね😊

校内と校庭を自由に使える代わりに、どこに誰が行くのかだけは
オトナに知らせておいてね、ということです。

でもそれさえ守れば、あとは全部自分たちで決めていい!
それが松小の「居残り組」のコンセプトです。

まず、宿題をする?しない?
するなら何分間?
宿題が終わったら、何して遊ぶ? を話し合いで決めました。

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こちらの写真は、宿題中。
6年生と5年生が、4年生にアドバイスをしています。
学年を超えて、少人数で一緒に育っている松小ならではの光景です。

宿題が終わったところで、全員で外へ。

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ドロケイをしたり、遊具で遊んだり… ほんと、兄弟みたい😊
最後は、教室に戻って将棋やオセロを楽しみました。

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帰りは、スクールバスで帰宅します。

 ※松ヶ崎は小中連携校。小学校と中学校の校舎がつながっています。
  この日は、小学生が「居残り組」で過ごしている間、中学生は部活でした。
  そこで帰りは、元々中学生のために出るスクールバスの便があることを活用し、
  小中一緒のバスで帰宅しました。
  

そんなこんなで、無事に第1回「居残り組」終了!

コロナ禍で学校行事も少なくなってしまった中、
久しぶりにみんなで自由に過ごせた時間でした!

ところで。。。
実は、この松ヶ崎小中学校の「放課後プロジェクト」、
「居残り組」以外の、別バージョンもあるんです!

それはまた、次回のお楽しみということで💓

雪の元旦 豊岡の初日の出IMG_9724

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豊岡集落の1月は集落行事がたくさんありました。
 

元旦の祈願祭に始まり、ご祈祷真言、火事真言、どんと焼き、百万遍真言など。

脈々と引き継がれ、今も大切に扱われている集落の心がありました。
 

人が集まって、互いの健康や近況、集落の出来事を話し、笑顔と情報を共有するというのは年の初めの大切なことだと思いました。
みんなの笑い声が楽しく響き合っております。
 

1月 1日 祈願祭
1月 4日 ご祈祷真言
1月 8日 火事真言
1月16日 どんど焼き
1月28日 百万遍真言



1月4日 ご祈祷真言IMG_9762


1月8日 火事真言

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1月16日 どんど焼き
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1月28日 百万遍真言
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豊岡の皆様がいつまでもお元気であられますように。  
                2021年1月吉日 

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佐渡の特産品の1つに柿があります。

そのまま食べるのもおいしいですが、「干し柿」にすると甘味が凝縮され、生とは違ったおいしさが生まれます。
秋にたくさん柿をいただいたので、冬に向けて、地元岩首のおばあさんにコツを教えてもらいながら、干し柿をつくることにしました。
おばあさんから昔のお話を聞きながら、1玉1玉と皮をむいていきました。

佐渡の南部では、古くから柿の栽培が広く奨励されて、「おけさ柿」のブランドを持つ名産地になりました。多くの農家が、稲作の傍ら、柿を栽培し、このようにたくさんの干し柿を作って都市に向けて送り出してきたと聞きます。
都会で売るためには、おいしさだけでなく、見た目もきれいにしあげることが求められてきました。品質の良い干し柿を確実につくるために、おばあさんも、いろいろな研修会に出かけていって、自分なりに研究を重ねて技術を身につけてきたそうです。そうやって、少しずつでもお金を稼ぎ、生活を支えてきました。

皮を剥くこと半日。(こんなにたくさんの柿の皮むきをしたことは生まれて初めてです。)
わが家の軒下にもついに「柿のカーテン」ができました。

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何日か経った後、おばあさんが様子を見に来てくれて、次の作業を指示してくれました。

ただ干しておくだけではなく、途中柿を揉みました。そうすることで、柔らかくおいしく仕上がるそうです。

完成する直前に、何個かカラスに食べられてしまいましたが、それでも何とか無事に完成させることができました。
できあがった干し柿を食べてみると、やわらかく優しい甘さでした。

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柿や干し柿は今では佐渡島の代表的な名産品です。
この他に、干し柿をおもちをつくときに一緒に練り込んで作る「柿もち」があります。

実は私は佐渡に来るまでは、おもち自体をあまり食べませんでした。

けれど、ここに来てから、たくさんいただき、それがどれもとてもおいしいので、好きになりました。

そして、この柿もち。
おもちをかみしめると柿の甘さと香りが口の中に広がり、そのおいしさに感動しました。
お米もおもちも柿も佐渡のものはとてもおいしいです。
そして、これらを組み合わせた柿もちは、とてもすぐれた食べものです。
私は佐渡に来るまではこの「柿もち」を知りませんでした。しかし、これもまた佐渡らしい伝統食だと思いました。
いつかは自分でも作ってみたいと思っていました。

おばあさんが干し柿がうまくできたら、柿もちもつくってみようかとおっしゃったので、せっかくの機会だから作り方を教わることにしました。
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柿もちをつくるときは、もち米と干し柿を一緒に入れて蒸し上げていきます。

熱が通って蒸気が上がってくると、部屋の中が柿の甘い香りでいっぱいになります。

蒸しあがった後は、いよいよもちつきです。
もちつき機で米をつきながら、上表面にある干し柿を下へ下へと少しずつ押しつけながら、練り込んでいきます。

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ここで、失敗すると、もちと柿がうまく混ざらなくて、おいしいものにならないそうです。

作ってみて、たくさんの干し柿を使うことに驚きました。柿の産地だからこそできる贅沢な味だと思いました。

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おばあさんの手ほどきはいつも上手です。おかげでおいしい柿もちができあがりました。

初めて作ったのに「上出来だよ」とおばあさんに褒めてもらえる味でした。それから、柿もちを作ることが楽しくなって、いろいろな人にこの味を自慢したくなりました。
郷土料理はその土地の気候や風土の中で育まれてきた文化そのものです。
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し柿や柿もちにも、先人たちの生活の知恵がぎっしりと詰まっています。
島外から来た私にも、おばあさんのいろいろな知恵を教えてもらえることは、とてもありがたく、貴重な経験です。
私ももっと技術を深めて、この食文化を大切に受け継いでいきたいと思いました。

 

 随分前のことになりますが、岩首集落のおばあさんから『もんぺ』の作り方を教えてもらいました。
もんぺは、昔は野良仕事には欠かせない仕事着でした。洋服が普及してから、着る人があまりいなくなりましたが、腰回りがゆったりしていて動きやすく、すぐれた衣服です。

 最近では若い人が現代風のおしゃれなものを開発するなど、その価値が見直されてきています。もんぺをはいているおばあさんを見かけたときに、その姿がとてもかわいいと私も思いました。
昔から愛用されてきた服には、今の服にはあまりない温かみがあって、機能もすぐれているものが多くあります。時代の流れの中で消えていくには寂しい文化だと思います。

 昔は、自分でもんぺをつくっていたと聞き、せっかくの機会なので実際に作り方を教えていただきました。
 もんぺを縫う布には、おばあさんの着物を利用しました。1着の着物から2人分のもんぺを縫うことができます。
 最近の『もんぺ』はウエスト部分にゴムが入ったものが多いですが、今回は、おばさんが若いころから実際に愛用してきた、前後を紐で結んで締めるはかま型の本格的なもんぺです。
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裁縫が苦手な私。

最初は「難しそう…完成するのだろうか…」と思っていました。

けれど、実際には直線裁ちと直線縫いで作れるので、思っていたよりもスムーズにできあがりました。
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 おばあさんが若かったころは、実家に帰省した時に新しい反物でもんぺや上っ張り(上着)を縫ったそうです。
 日本がまだ貧しかった時代。
 女性たちは毎日休むことなく早朝から夜遅くまで農作業や家事に勤しみました。
自分のために身に着ける物を仕立てるような時間が持てるのは、帰省した時だけだったのかもしれません。

「実家に帰る時期をいつも楽しみにしていたよ」

時にはそんな昔の懐かしい話をしながら、少しずつもんぺを縫い上げていきました。
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朝から作業を始めて夕方にはなんとか完成しました。

「20年ぶりくらいにもんぺを作ったよ」

とおばあさん。

もんぺは着なくなった着物を無駄なく活用でき、家庭菜園や掃除の際など今の暮らしの中にも取り入れやすいと思います。

おばあさんが使っていた着物に手を加えることで、私が着るもんぺに変身しました。

生まれ変わったものを、これから大切に受け継いで身に着けようを思います。

今は、着る物は既製品を購入すれば簡単に手に入れることができます。

そんな時代の中でも、おばあさんのモノを大事にする心や、知恵と工夫を凝らした暮らし方は、たくさんのことを教えてくれます。

先日機会があり、高千漁港から漁師さんの板引き漁のお手伝いをさせていただきました。
午前3時半に高千漁港を出港、16時ころに高千漁港へ帰港という予定でした。
漁場までおよそ一時間、計3回網を下ろして帰港の計画です。

板引き漁という漁法は今まで知らなかったのですが、底引き網漁の一種で網口の両側に板を取り付け網の口を大きく広げる漁とのことでした。
こちらは新潟県HPの漁法紹介から板引き漁の紹介です
新潟県の主な漁法(板びき網)


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漁師さんが出航前に網の補修をされています



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船の後部両側に金属製の大きな板(開口板)があり、これを網の口元近くへ付けて網口を広げます

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網を流していき開口板も下ろしました

ゆっくり網を流し約800mくらいのロープを伸ばし終わったら、およそ2ノット弱(歩く速さくらいと聞きました)で船を進めていきます。
網を引く速度が早いと網が海底から浮いてしまうそうです。
漁場は深さ250m~300mと聞きました。
一時間程度船を進め、網を引き揚げます。

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ロープを巻き上げ網が見えてきました。
開口板も船に掛けてあるのが見えると思います。
引き上げるときにはもう明るくなっていますね。

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網が揚がってきました。

引き揚げたら、次の漁場へ移動しながら手作業で仕分けします。
南蛮エビ・ボタンエビ・タラ・ハタハタ・ハチメ・タコなどいろいろでした。
揺れる船の中で膝をつきながらの仕分けはなかなかきつかったです。

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仕分けを終わって一息、海から見る佐渡も綺麗ですね。

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水揚げされたエビカニなどなど

今回漁師さんにお誘いいただき、初めて長時間の漁へ同行させていただきました。
邪魔をしてはいけないと事前に睡眠をしっかりとって酔い止めを飲んで挑戦しましたが、一度目の網を下ろす前にすでに船酔い。
その後は気合いでなんとか耐えてお手伝いしましたが、午後になるまでおにぎりが食べられませんでした…
漁港について陸に上がってからも、歩くたびに足元が沈み込む感覚が消えなかったです。
翌日はずっと揺れに踏ん張っていた下半身の筋肉痛と、仕分けで擦れた膝の痛みが残っていました。

今回貴重な経験をさせていただき、お店に並んでいる魚介類というのは漁師さんのこれだけの作業の結果なんだと感じることができました。
今後も機会があれば、またお手伝いさせていただきたいと思います。

紅葉も一段落して秋も深まってきました。
先日、高千で養殖わかめの種付け作業がありましたので記事にしたいと思います。

養殖わかめについての詳細は過去の協力隊の方が書かれた記事がありますので、そちらを参照していただいて…。
高千「わかめ」の養殖

朝から長さ100mのロープにわかめの胞子を含ませたタコ糸を巻きつけていきます。
日本では各地でわかめの養殖をしていますが、小さなわかめの芽をロープにつけるところや、胞子を含ませた種糸を短く切ってロープの隙間に差し込むところなど、いろいろなやり方があるそうです。

高千では胞子を含ませた種糸をロープにぐるぐると巻いていき、途中で種糸を結び継ぎ足して最後まで巻いていきます。

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胞子を含ませた種糸。
乾いてしまうと胞子が死んでしまうので海水へ浸しています。
これを一本ずつロープに巻いていきます。

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種糸をまいたロープは乾かないように出番まで海に入れておきます。

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みんなで協力しながら巻いていきます。
漁師の方は流石に手際がよく、巻いたロープもきれいですね。
この日は全部合わせて100mのロープを3本巻いています。

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種糸を巻いたロープは船で沖まで持っていき、ブイへ縛って沈めます。

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ロープについている浮きがポツポツと見えますね。

わかめにはこれから冬の間に大きくなってもらい、春に収穫になります。
収穫も楽しみですね。



先日、岩谷口の茶の間へお誘いいただき袴紙作りを体験させていただきました。

岩谷口の茶の間というのは岩谷口公民館で毎月開催されている集まりです。
般若心経の読経や計算問題を解いたり、月によって習字をしたり絵を書いたりして、終わったらみんなでお茶を飲んだりしています。
以前は十数人も集まっていらっしゃったそうですが、高齢化などの影響で少しづつ集まる人数が減っていき今回お邪魔したときは私含め6人でした。

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袴紙というのは正月に飾る切り絵のようなもので、今まで見たことはありましたが実際に作るのは初めてでした。

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いろいろな図柄があります。

好きな図柄を選んで下に半紙を数枚敷いてずれないようにクリップで止め、デザインナイフで丁寧にカットしていきます。
最初なのでなるべく簡単そうなものを選んでやってみましたが、始めると予想以上に楽しく別の図柄も試してみたくなりました。

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皆さん集中して作業してらっしゃいます。


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がんばって切った袴紙。
これは2つ目で多少は慣れてきたのかなと思います。
切り始めると集中してしまいあっという間に時間がたっていました。

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皆さんの作品を並べて。
左上が私の一作目。
こうして比べると他の方々の作品はすごいですね。

思いのほか楽しくて他の図柄や台紙など頂いてきたので、天気の悪い日なんかに家でこたつに入りながらやってみようと思っています。

高千地区では11月に入り風が強い日が続いています。
海も荒れている日が続き、夜は波と風の音が響く毎日です。

先日高千地区のたかちもんて会より『四季の便り』第2回を発送いたしました。

たかちもんて会の発送準備の様子をお届けします。


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第二回となる今回は、秋の便りとして高千産コシヒカリ「たかち美人」とおけさ柿をお送りしました。

梱包作業が終わってからたかちもんて会のメンバーで一休み。
そこでお茶請けとしておけさ柿を食べながら、しばらく談笑しておりました。

高千もだんだん寒くなってきて、家の中に吹く隙間風に体を縮めております。
新型コロナウイルスもまだまだ影響が大きいので、例年以上に健康には気を使って生活したいと思います。

気がつけば日毎に気温が下がっていきあっという間に秋になってしまいました。
10月24日から27日までの4日間の予定で岩谷口集落の収穫文化祭が開催されています。

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例年は昼食会やイベント等が開催されているそうですが、今年は残念ながら新型コロナウイルスへの対応で作品展示・特産品の販売のみとなりました。


毎年文化祭のテーマがあり、今年のテーマは「花」ということでした。

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漂着物を利用したフラワーアート

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岩谷口の茶の間という会を定期的に開催されており、そこでは手を動かして何かを作ったりすることを実施されているそうです。
絵手紙や石に絵を書いたり、最近は書道を始めたりされているとのこと。


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以前開催されたイベントなどの写真もたくさん飾られていました。
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特産品の販売コーナー。
はざかけ米や根もずく、安納芋などが販売されていました。
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今回は販売コーナーではざかけ米・安納芋・あま酒・くるみを購入させていただきました。
今年は新型コロナ対応で残念ながら縮小開催とのことでしたが、また来年にお伺いしたいと思います。

 岩首集落には、ぞうりやわらじ作りの名人がいらっしゃいます。
夏前の話になりますが、島内の女性2名に布ぞうり作りを体験していただきました。もちろん教えるのは、岩首集落の名人のおばあさんです。
 一般的には「ぞうり」は「稲わら」を編んで作りますが、「布ぞうり」では稲わらの代わりに「木綿の布」などを使います。布でできているため、洗うこともでき、夏には素足ではくと気持ちがよいので、最近愛用する人が少しずつ増えてきているとか。ぞうりをはくと足の指をしっかり使って歩けるので健康にもよさそうです。 また、身近にある布や古着を再利用できるので、一般的な家庭でも取り組みやすいという長所もあります。思い出のこもった服を新たな違う道具として生まれ変わらせ、それを再び身に付けられるという楽しさもあります。
 ぞうりは、足を使って編んだり、「編み台」という専用の器具を使って編んだりと人によって作り方が様々ですが、今回は、足を使って編んでいただきました。
布ぞうり1 (1)ぞうりを自分で作るなんて難しそう…と最初はそう思いがちです。
確かにコツをつかむまでは少し難しく感じますが、慣れてしまえばスイスイと編むことができます。
わからないところは、おばあさんが手取り足取り教えてくれました。
おばあさんは手を動かしながら口も滑らかに動いていきます。
「おばあさんの手は魔法の手ですね!」と生徒さんが驚いていました。

おばあさんは「子供の頃から作っているからね」とおしゃべりしながらスイスイと編み上げていきます。

生徒さんは、おばあさんの無駄のない手の動きに見入っていました。

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布ぞうり1 (3)最後の鼻緒やかかとの部分はきれいに作るのは難しいので、おばあさんに手伝ってもらい、なんとか完成しました。いろいろなお話を聞きながらゆったりと取り組んでもらったので、1日がかりの仕事となりました。おふたりとも今回の体験をとても楽しんでいただいたようで、

「家でも作ってみます!」
と言って、編み方がわかりにくい「つま先」部分をいくつも編んで持ち帰っていました。

おばあさんは、「わざわざ岩首まで、ぞうりを習いにくるなんて」と苦笑いしますが、いつも快く対応してくださいます。

「80歳を過ぎたし、私が教えられることは何でも教えるよ。こうやって新しい人との出会いがあるのも楽しいね」と訪れた人を笑顔にします。

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 一昔前まではぞうりやわらじは必需品でした。これらをつくりあげる「手仕事」は、生活に根差した技術として代々受け継がれていました。しかし、生活様式の変化とともにその必要性が薄れ、技を伝えられる人が少なくなっています。里山で暮らす豊かな知恵や技術の伝承が途絶えつつあることは、とても残念なことです。

 一方で、近頃はこういった民芸品の価値が見直されてきています。今回のようにぞうりの編み方を知りたいと言ってくれる人が出て来ていることは嬉しいことです。
私も、少しずつ岩首のみなさんが持つ知恵や技術を学び、伝えられるようになりたいと思っています。そして、いつの日かおばあさんと一緒に布ぞうり教室を開催して、多くの人に魅力を伝えていければいいなと思っています。

今回ご紹介するのは佐渡島北部の大佐渡山脈にある『大佐渡石名天然杉遊歩道』です。

有名な観光地ですので聞いたことのある方もいらっしゃると思いますが、私は今回始めて行ってきました。

9月に入り少しは気温も落ち着いたかと思いきや、まだ真夏かと思うほどの気温でした。

 

大佐渡石名天然杉までは和木からのルートと石名からのルートがありますが、今回は私の住む高千からということで石名ルートで向かいます。

(石名側からのルートは7月に落石のため通行止めとなっていましたが、8月半ばに規制解除となっています)

佐渡一周線を高千から大野亀方面へ向かい、石名川付近で「大佐渡石名天然杉まで10km」

という看板が立っています。

そこから石名和木線へと入り、ところどころ細い道路を20分ほど進むと遊歩道入口付近に駐車場があります。

 

日頃の運動不足を痛感しながら800mほどある遊歩道を約一時間かけて一周してきました。

標高が910mということで木陰に入ると涼しいですが、快晴だったのもあり汗が流れていきます。

 

象牙杉 胸高周囲9.6m 樹高18m

 象牙杉

四天王杉 胸高周囲12.6m 樹高21m

 四天王杉


大黒杉 胸高周囲3.5m 樹高19m

 大黒杉


家族杉 胸高周囲6.3m 樹高16m

 家族杉

羽衣杉 胸高周囲6.2m 樹高18m

羽衣杉
 

こちらの5本の杉の名前については平成22年に公募をおこない名称が決定されたとのことです。
いずれも年月を重ねてきた風格があり、近くで見ると圧倒される迫力です。

 

そして遊歩道出口からドンデン縦走路へ入る辺りの展望台で持ってきた麦茶を飲みながら一休み。

あいにく少し霞んでいたため粟島は見えませんでしたが、大野亀を見ることができました。

展望台からの風景
 

こちらの遊歩道は整備がされているとはいえ登山道を通ったり自然の中を歩きます。
私の行った日も足元が滑ることがあったりアブやハチが結構いましたので、登山靴や長袖長ズボンは必要だと感じました。

新潟県のホームページに有る注意事項を確認していただき、安全に注意しつつ楽しんで下さい。

新潟県大佐渡石名天然杉遊歩道紹介ページ

たかちもんて会というのは高千地区の農林水産業の担い手で構成された活動団体です。
活動内容は主に地域イベントの開催や他県イベントへの参加、高千地区で取れた食材の販売やPR等を実施しています。

以前から活動していることのひとつとして『四季の便り』があります。
こちらはたかちもんて会のホームページより申し込みしていただいた会員の皆様に年3回、高千産の食材をお届けするというものです。

今年の第一回発送となる夏の便を8月に発送いたしましたので紹介します。
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今年は25組の申込みがありましたのでもんて会メンバーで梱包・発送を行いました。
今回の内容は高千で採れたサザエ・地域の方が潜って採ってきたもずくです。

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ちょうど梱包中にもんて会メンバーの方の漁船が帰港され、美味しそうなイカが採れたということで急遽採れたてのイカをおまけとしてお送りすることに(発送までの時間がなく画像は撮り忘れてしまいました)
地域の方の、高千の美味しいものを紹介したい・食べてもらいたいという気持ちで始まったこの『四季の便り』
次回は秋の便として高千産新米やおけさ柿などをお送りする予定です。

高千産のコシヒカリは『たかち美人』と言う名前で出されていますが、こちらの紹介はまた次回。
ちなみに、『たかち美人』は佐渡市ふるさと納税のお礼品として、今年からたかちもんて会より登録させていただきました。
登録サイトはさとふる様となりますので、気になる方はさとふる様のHPより『たかち美人』で検索してみて下さい。
たかち美人商品画像(サンプル)

たかちもんて会HPはこちら

さとふる様HPはこちら

今年の夏は、各種イベントが中止となり、寂しい思いをしていた子どもたち…。
「子どもの元気は地域の元気プロジェクト」では、そんな子どもたちに少しでも楽しんでもらおうと、地元松ヶ崎・岩首地区の親子を対象に、zoomを使ったオンラインでの料理教室を開催しました。

教室

作ったのは、地元松ヶ崎の食材を使ったメニュー。身近にある食材の魅力を、地元のみなさんに再発見してもらいたい!という思いもありました。「タラとイカの米粉ピザ」と「あんぽ柿と米粉クリームのデザート」の2品です。

ピザ

デザート

実は、このメニューを考案し、今回の講師も務めてくださったのは、松ヶ崎在住のママ。そしてこのママさん、かつて島内の有名菓子店で菓子職人をしていた方なんです。さすが「佐渡の宝は”人”」、こんなすぐ身近に凄腕の人材が! レシピ執筆、材料の準備、当日の進行など、ほぼ全てを担って頂きました。

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あらかじめ参加者を募集し、全員が同じ材料を使って進められるように準備しました。材料のうち、イカ・タラ・あんぽ柿は松ヶ崎産、米粉は佐渡産です。

材料

あんぽ

参加してくれたのは、松ヶ崎小中学校・多田保育園に通う親子など、総勢26人!
子どもでも料理できるよう、講師のママさんが手順を工夫して下さったこともあり、子どもたち、ほとんど親の手助けナシで、講師のママさんに「この固さでいいですかー」「もうちょっとゆっくりやって」「できたよー」などと呼びかけたり、兄弟で協力し合ったりし、みんなが大成功の出来ばえ。

最後は、画面越しにみんなで「いただきます」をし、ワイワイおしゃべりしながら頂きました!

いただきます

今回、協力隊員として着任して以来、初めてイベントを企画してみたのですが、私がやったことといえば、「やってみたい!」って言い出しっぺになっただけ。あとはもう、講師のママさんや子どもたちの「楽しもう」というパワー、それを陰で支えた保護者のみなさんの協力で、どんどん進んでいった感じです。今後もまだまだオンラインの可能性を探っていく状況が続きそうですし、また新たなイベントも企画してみたいと思います!


まとめ(良かったこと):
・コロナ禍でガマンの続く中、子どもたちがみんなで交流して楽しめた
・地元食材の魅力を、地元の方たち自身が再発見できた
・地元の方が活躍できる場を作れた


※以下にレシピを公開しますので、みなさんも是非作ってみてください♬
(手に入りにくい食材は、別のものを代用してアレンジしてみてくださいね)

ピザレシピ


デザートレシピ

今日は、集落総出の草刈りでした。

場所は、豊岡みなと公園、豊岡漁港、旧岩首診療所です。


男性が草刈り機で草を刈り、女性がレーキで草を集める共同作業です。 



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炎天下の中、時折り、雲がかかって日陰が増えるありがたさを実感しながらの作業でした。

最後は突如、一時的に大雨が降り、雨に濡れながらも「畑が喜ぶ」との声が口々に聞こえました。


豊岡みなと公園は、デイサービスいわゆりの隣にある、海のそばの公園で山も海も一望できます。
 

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敷地には、いろんな木が植えてあり、手作りのテーブルやベンチも用意してあります。


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公園から、道を挟んだ向かいには、
JA佐渡の委託店もあります。冷たい飲み物やアイスクリームも置いてあり、ガソリンの給油もできます。 (赤い自動販売機のある所です)


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公園もきれいになりました。

公園から徒歩3分のところに風情のある旧岩首診療所や眺めの良い豊岡漁港もあります。
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前浜方面へお越しの際は是非お立ち寄りください。

昨年から佐渡のおばあさんの知恵や技術を多くの方に知っていただきたいとの思いで仲間2人と「ばあとまご舎」という活動を始めました。その1つとして、今年も、おばあさん達が作るおいしい野菜を都会に住む方に販売いたしました。

7月末、岩首、赤泊、羽茂木戸集落の女性たちが丹精込めて育てた夏野菜の詰め合わせを、東京などにお住まいのお客さまの元へ送りしました。
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長雨と日照不足で野菜の生育がどうなるかと思っていましたが、私の心配をよそにたくさんの野菜が集まりました。
昨年までは岩首と赤泊の皆さんが取り組んでいましたが、今回から羽茂の木戸の皆さんが新たに加わりました。
初めて取り組む木戸集落では、皆さんが野菜を持ちよって箱詰めをおこないました。会場となった納屋には、きゅうり、ナス、ピーマンなど定番野菜だけでなく、大葉、ミョウガなど薬味にぴったりの野菜も加わって、夏らしい島の旬の味覚が所せましと並べられました。
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「開けた時に『わぁ~きれい』と言ってもらいたいね」
「木戸の野菜をたくさん食べて欲しいね」
などなど。

皆さん1人1人の『受け取った人に喜んで欲しい』という思いを野菜と一緒にして箱に詰めていきました。
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段ボールの一番上には、夏の食卓のしつらえにと笹の葉を添えました。
届いた方の食卓が風情あるものになったことでしょう。
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岩首と赤泊の方々もそれぞれで箱詰めをおこないました。
「今年はあまり採れなくて申し訳ない」と言いつつ、箱にはたくさんの野菜が詰められていました。
手作りマスクや折り紙細工も添えていました。
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これらの野菜の詰め合わせには、おばあさんたち1人1人の思いを込めた手書きのお便りを添えています。
お便りには、集落の様子や野菜のおいしい食べ方などが書かれています。
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お客さまからもお返事をいただきました。
「おばあさんから元気をもらいました」
「子供が嫌いな野菜をモリモリ食べるので驚きました」
「早く佐渡に行きたい!」
などと嬉しい言葉が並びます。
おばあさん達も新しい都会の「まご」からの返事が来るのを楽しみにしています。

また、今回は、お野菜を買っていただいたお客さまを対象に、オンライン料理教室を開催しました。
先生は岩首集落のおふたりです。

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料理教室では、お届けした野菜を使って、集落の皆さんが普段作っている料理を紹介しました。先生のおふたりは始めこそ緊張した様子でしたが、後半は慣れた様子で予定になかった品を追加で教えるなど活発に取り組んでいただきました。
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動画を視聴された方からは

「フライパンで焼きナスを作る方法を試してみます!」

「みなさんのほのぼのした雰囲気が良かったです」

などの感想をいただきました。

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最後に先生となったおふたりから、

「この状況が落ち着いたらいつでも佐渡に遊びに来てください」

と言葉が添えられました。

今夏は来島できず寂しい思いをしていた方が多かっただけに、

「あの言葉がうれしかった。必ず行きます!」

という喜びの声も聞こえてきました。

新型コロナウイルスの影響で暗い話が続いていますが、オンラインで佐渡と都会の皆さんをつなぐことで、明るい話題をつくることができたのが嬉しかったです。


おばあさんたちの中には、初めての産直活動で戸惑う方もいましたが、思いのほかお客さまからの反応が良かったので、今では「次は何を送ろうか」と楽しそうに話しています。
佐渡にはたくさんの魅力があります。里山の暮らしもその1つではないでしょうか。

都会に住む方に島の元気を届けることが、皆さんのやりがいにつながっていくといいなと思っています。
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先日、集落のビオトープ生き物調査に参加をしてきました。

豊岡集落には現在ビオトープは二ヶ所あります。

県道から車で15分、農道をクネクネ上がっていくとビオトープがあります

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前回は6月、今回は8月の生き物調査です。


水がある時期とない時期とで生き物の種類が違うので年に2回行います。


集落の皆さんとアミやバケツを持って生き物調査の開始です。

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よ〜く見ると、泥の中にはドジョウやカワニナがひそんでいました。

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その他、クモやミズカマキリ、オケラやイトトンボたちが生息していました。
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自然豊かな環境はとても大切です。

水田でのビオトープ管理、耕作放棄地でのビオトープ管理、人の手が入り、生物多様性を身近に感じられる取り組みは、心のゆたかさを感じられると共に治山治水の役割を果たしています。

この取り組みが、少しづつ広がっていけばと思います。

地域おこし協力隊(豊岡集落)
千田一城


追伸
【今日の生き物たち】(一部抜粋)

ナガコガネグモ
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オオイトトンボ(?)
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これはコオロギでしょうか?
ご存じの方がおられましたらご教授お願いいたします。

岩首の棚田は、海から山へとかけあがるように小さな田んぼがたくさん連なっており、その迫力ある風景は多くの人を魅了しています。

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あまり知られていませんが、展望小屋よりさらに上にも小さい棚田が広がっており、地元の人以外は立ち入ることのない場所があります。今回、そこの環境整備作業が行なわれると聞いて、お邪魔させていただきました。

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集落から車を走らせて坂道を登ること15分。展望小屋よりもさらに上までいくと、いつも見る眺めとは異なる棚田の風景が広がっていました。そこで車から降り、一番奥の水源をめざして山道を小一時間歩きました。細く険しい山道を登りきると、ようやく管理作業のスタート地点に到着しました。地元の農家の皆さんは、棚田を守るためにこんなところまで歩いてきて管理作業をしていたということを知って驚きました。

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そこから男性陣が刈り払い機で草を刈りながら下りていきます。女性陣は機械が届かない水路の際の草を鎌で刈ったり、水路に落ちた草や堆積した小石を取り除きながら進んでいきます。私も女性達の後に続きながら作業のお手伝いをさせていただきました。

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林の中に通された用水路は、土砂で埋まってしまうこともあるそうです。すぐに埋まってしまう部分にはパイプが敷設されていました。自分たちで少しずつ設置したものだそうです。山を下りながら水の流れを眺めていると、皆さんが試行錯誤しながらこの水路を守られてきたということを実感しました。

DSCN5087昔はこの棚田の上にも田んぼがあったというから驚きです。「上の田んぼがなくなったから、その分ここの水が多くなるかと思ったら違ったんだよ。田んぼから田んぼへゆっくりと流れて届いていたんだね。田んぼは自然のダムというのは本当なんだよ」と一緒に作業した方が話してくださいました。

最近よく言われることですが、田んぼはお米の生産だけではなく、土砂崩れを防いだり、貯水機能を持つ機能を持っているのです。実際に田んぼを守っている人たちが整備作業をしながら発した言葉は、同じことを言っていても説得力がまったく違いました。

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足場の悪い場所では体を下に向けて中腰姿勢での作業が続きます。

「食べ物をつくるというのは大変なことだよね」作業しながら何気なく出た言葉も、とても実感がこもったものでした。

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作業はとても大変でしたが、みなさんが時には明るく大きな声で笑い、お互いを気遣いながら作業されている姿が印象的でした。途中、水ぶきを摘む楽しみもありました。

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岩首の棚田は岩首昇竜棚田と呼ばれ、美しい田んぼの連なりと海を臨めることができる絶景スポットとなっています。その美しさを一目見ようと島内外から多くの見学者が訪れます。しかし、この棚田を見た人は多くても、こうした作業を見たことがある人はほとんどいないと思います。

人を魅了する風景は、勝手にできたものではなく、何とかしてお米を食べようと水源を拓いた岩首の皆さんのご先祖の執念で産み出されたものです。そして、今も損なわれずに現在まで続いているのは、集落に暮らしている皆さんが農道や水路の管理、草刈りなど地道な作業を絶え間なく積み重ねて、田んぼを守っているからです。

佐渡は世界農業遺産という大きな看板を背負っています。この財産がどんなに重いものかを垣間見たような気がします。

もし、岩首の棚田を訪れる機会があったら、風景の美しさを見て楽しむだけでなく、真摯に田んぼに向き合っている人々の姿に思いを馳せていただけたら嬉しいです。

佐渡島内ではお茶が栽培されており、佐渡番茶として販売されています。私は、佐渡でお茶が栽培されていることを佐渡に来て初めて知りました。生産量が少なく、主に佐渡島内で消費されています。佐渡では、昔から朝食に「茶粥(ちゃげー)」を食べる習慣もあるそうです。
5月下旬、集落の方から「岩首にもお茶の木があるんだよ」と教えていただき、実際に植えてある場所へ連れて行っていただきました。お茶の木は、畑の境界線に植えられており、忙しいので手入れは木の周りの草を刈るくらいとのことでした。 緑が鮮やかなのが「新芽」と教えてもらい、初めてお茶を摘みました。柔らかい新芽を指で軽くプチッと折ると簡単に摘むことができました。
茶摘み (2)
昔は、岩首集落でも自家用にお茶を栽培していたそうですが、今は、お茶を買うことができ、手作りされている方はいないそうです。昔植えられたお茶の木は、伐採されたり、放置されたままになっているそうです。
茶摘み (1)
摘んだお茶は、蒸す、揉む、乾燥させる。そして、飲む前に煎っていたと教えもらい作ってみました。
茶葉を蒸しては混ぜるを何度か繰り返し、その後、炒ってから揉むを繰り返してみました。回数を重ねるとお茶の良い香りが立ち込めてきました。

茶摘み (3)
(生の茶葉)

茶摘み (5)(煎った茶葉)

飲む前に香りが立つまで煎り、茶葉のできあがりです。できあがったお茶を煮出して飲んでみました。香ばしく、すっきりとした味でした。

茶摘み (4)

昔は、山へ仕事に行く際にお茶をたっぷり煮出してやかんに入れて持って行ったそうです。

「うちでは、夏の頃、茶葉を枝ごと刈り取ってきて、大きな焙烙(ほうろく)で丹念に煎り、一年分のお茶として保存していたよ」と、おばあさんが懐かしそうに話してくれました。手作りのお茶をたっぷり飲めるとは、なんと贅沢なことでしょうか。

茶摘みをしながら「親戚が昔飲んだあのお茶の味が忘れられないから、お茶を作って欲しいって言われるんだけど、手間がかかって今は無理だな」という話を聞きました。確かにお茶作りは手間暇がかかります。だからこそ、手作りしたお茶は、記憶に残る味になると感じました。

この夏には茶葉だけではなく枝ごと刈り取りお茶を作り、地域のみなさんと一緒に飲んで、なつかしい味を楽しみたいと思います。


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