佐渡市地域おこし協力隊サイト

佐渡市地域おこし協力隊全メンバーによる活動報告のサイトです

佐渡市地域おこし協力隊サイト

退任隊員


こんにちは、佐渡市役所
金井地域センター 伊藤です。


金井地区のイベントとして「かないいねマルシェ」が開催されます。マルシェに出店するワークショップには、昨年に続き「わら縄ない」として「あわじ結びのリース」「しめ縄」づくりを用意しました。

そして、新たに「なべ敷き」づくりの体験も用意することができました。

このページを見ていただき興味をもった方は是非、下記の申し込み情報から参加いただきますようお願いします。

鍋敷きをつくろう-2

「なべ敷き」をつるためには、二本取りでわらを長くなう技術が必要です。なぜかと言うと、なべ敷きの芯に長い一本の細縄を巻く必要があるからです。一回で細縄が出来ればいいのですが、穴に通しながら縄を巻き付ける作業の関係から途中で縄を継ぎ足す必要があり、この点もハードルになりそうです。何とか細い縄を長くなうことが出来れば「なべ敷き」づくりも比較的簡単につくることができると思います。


縄ない-1

縄ないのようす



頑張って、細縄をなってやる!

細縄づくりは、問題なし!

 

こんな方は、是非「なべ敷き」づくりの体験にチャレンジしてください。

毎年 佐渡の鬼太鼓用にわらじを作っている方々が指導者として教えてくれますので、安心してご参加ください。

かつて集落でどの家庭でもお釜さんでお米を炊いていました。炊けたお釜を置くためには「なべ敷き」がないと釜が簡単に倒れてしまいます。ですので、必ず「なべ敷き」は利用されておりました。一家にあたり前にあったモノなのです。

釜と鍋敷-1
 

しかし、今では一般の方々がわらを入手することも苦労されるようになりました。時代とともに「なべ敷き」にお目に掛かることはなくなっていきました。

現在では、佐渡観光の方々にお土産品として販売がされるようになりました。都会では、おしゃれなセレクトショップなどでも販売されており、人気の商品としてその価値も高まっているようです。

 

こんな品を自分自身で作ってみませんか。

「なべ敷き」づくりに是非チャレンジしてみてください。

 

ワークショップのお申し込みは、下記のサイトからお願いします。

 

■「なべ敷き」の工程

今回、ワークショップでつくる「なべ敷き」の工程です。

①芯づくりは事前に用意した荒縄から行いますので、丸い芯づくりの難易度は低くなっています。

荒縄の芯-1

荒縄の芯


②荒縄の芯にわらクズを巻きます。

わらを巻いた芯-1

わらを巻き付ける


③さらにラフィア(ヤシの葉を加工した繊維)を巻き付けてキレイな芯の完成です。

ラフィアを巻き付けた芯-1

更にラフィアを巻き付ける


④最後に事前に作った細縄を芯に巻き付けていきますが、途中で足りなくなるので更にわらを継ぎ足しながら細縄を伸ばしてそれを芯に巻き付けて行きます。全体に巻けたら止めの作業をして完成となります。

細縄まき付け途中-1

細縄まき付けのようす


⑤お疲れ様でした。

なべ敷き完成-1

完成です

その他、昨年作成した「あわじ結びのリース」「しめ縄」も体験できます。初心者の方は、こちらの体験をおすすめします。

ワークショップでは、材料は用意されていますので、マルシェ当日は参加費に加えてハサミのご用意をお願いします。

あわじ結び01

「あわじ結びのリース」

しめ縄1

しめ縄

いかがだったでしょうか、できあがったものは、部屋飾りにも使えると思います。自分でつくった唯一無二の品を手に入れませんか。是非、下記のリンクから申し込みをいただきますようお願いします。
かないいねマルシェロゴ小

「かないいねマルシェ」

qr_soshiki301041422_小

「かないいねマルシェ」ホームページ



こんにちは、佐渡市役所
金井地域センター 伊藤です。


金井地区のイベントとして「第2回かないいねマルシェ」が10月14日(土)に開催されます。今回のマルシェでは、
ワークショップとして「かんなくずアート」や「楠木(くすのき)のアクセサリー」をつくる体験ができます。このページを見ていただき興味をもった方は是非、下記の申し込み情報から参加いただきますようお願いします。


さて、皆さん鉋(かんな)のクズ゙は、ご存じですか。

最近、家を建てるときの木材は製材でほとんどキレイな木材となっていて、大工さんがカンナがけをしている姿を見ることはなくなりました。DIYをされる方もせいぜい電動カンナを使うのでカンナがけで出るかんなクズは知らない人も多いと思われます。

鉋(かんな)は、木材の表面をキレイに加工するための道具です。この木材を削ったときに出るのが、「かんなくず」なのです。

かんなクズ-1

かんなクズ

一般の方は、なかなか「かんなくず」を見る機会も少ないと思います。この「かんなくず」にひと手間かければ簡単にアートフラワーをつくることが出来ます。でき上がりは、木のにおいが漂う淡い色合いのバラやボンボンです。つくった後も日が経つにつれて琥珀色に近づき、味わいあるものになっていきます。

アートフラワー-1

バラのアートフラワー


ワークショップで作成するアートフラワーはこんな感じです。

制作過程:

○先ずは、かんなクズを水に浸します。

 これは、制作過程でかんなクズが折れてしまわないようにするためです。

○次に、乾かない間にかんなクズをひねり少しずつ巻いていきます。

 バラの花より簡単なのはアロマボンボンです。型紙にかんなクズを巻き付けてヒモでまとめながらかわいいアロマボンボンに仕上げます。

アロマボンボン-2

アロマボンボン


アロマボンボン-1


その他、昨年と同様に神木でもある楠木(くすのき)のチップからアクセサリーなどを作ります。ペンダントやカトラリーレスト、キーホルダーなどあらかじめ用意した木のチップにサンドペーパーで形を整えながら作成していただきます。いずれも刃物は使わないので安心して制作を楽しめます。

楠木アクセサリー-001

楠木アクセサリ


いかがだったでしょうか。いずれも気楽に制作を楽しめる内容です。自分でつくった唯一無二の品を手に入れませんか。是非、下記のリンクから申し込みをいただきますようお願いします。

かないいねマルシェロゴ小
「かないいねマルシェ」

qr_soshiki301041422_小

「かないいねマルシェ」ホームページ

QR_申し込みサイトURL OK

ワークショップ申し込みサイト

読者の皆さん、こんにちは。
トキの水辺づくり協議会担当の菅原亮と申します。

佐渡では休耕田の田んぼに近い形での維持と、トキの餌になる多様な生きものが生息できる場所として「ビオトーブ」整備が行われています。

今回はそのビオトーブ整備の様子をご紹介したいと思います。
同じ地域の写真ではないのですが、放っておくとこの様に倒木が起きたり、竹や雑草が繁茂して田んぼの生きもの達が生息場所を失っていきます。
DSC_4946


一方で以下の様に草刈りなどの手入れをすることでトキの餌場にもなります。

DSC_5025

里山という所は手を加えないと、田んぼだった所もすぐに草が生え、木が根を張ります。
しかし、草刈りをして水が入る状態を保つことで、これまで田んぼに生息していた生き物が暮らしていけます。

生物多様性に配慮した農法でお米を生産していたりと、佐渡ではトキを含めた多様な生きものとの共生を進めています。

里山というのは人の手が加わって作られる空間なのだなと実感しますね。

こんばんは。
みなとオアシス佐渡両津担当の棚村です。

【佐渡市地域おこし協力隊インタビュー】
8月に約1週間のイベントと、2日間ながら大規模なジャズイベントを控えた私に取材と記事作成にかける時間的余裕が無いため、今回は番外編として、私の活動報告をさせていただきます。

みなとオアシスって? 普段何しているの?
地味~~な裏方の実態と、佐渡のイベンターに届けたい広報Tipsをお話しました!


【note】佐渡市地域おこし協力隊インタビュー (3)

👆記事を読む方はこちらの画像をタップ!
※現在のブログの表示の都合上、隊員全員の記事を次々に書くと初期の投稿が埋もれてしまう可能性があるため記事本編はnoteで読むことができます。


【note】佐渡市地域おこし協力隊インタビュー (5)

また、8月のみなとオアシスイベント情報は、公式サイト・Instagram・Facebookで随時更新!
たくさんのご来場をお待ちしています!


みなとオアシス佐渡両津推進担当
棚村 麗乃


....................................................................................

読者の皆さんこんにちは。
小木町地区担当の奥野です。

私は今夏、期間限定で小木の常駐ガイドを務めています。
357477431_652041253617044_1394358830306976732_n

ガイドをする中でお客さんの反応が良いスポットがいくつかあるのですが、
その中でも上の番所と三味線堀、汐通しの堀切は外せません。

上の番所とは奉行所の出先機関のことで警備や見張り等を行っていました。
また、当時は積み荷の十分の一を税として徴収していたそうです。
上の番所
↑今は看板が立つだけとなっているがこの一角に番所があった

ただ、この場所は海岸線から離れており、船の荷を確認するには不便そうです。
実際に案内をすると皆さんが同じ感想を抱かれます。

実は番所が建った当時はすぐ目の前が海でした。
しかし、1802年に起きた地震によって隆起が起き、海岸線は40mほど後退しました。

その後、不便になってしまった湊を何とかすべく“三味線堀”が作られます。
画像2

小木湊古絵図(文化年間作成、個人蔵、市指定文化財、一部拡大)

三味線堀のおかげで町は再び活況を呈し、最盛期を迎えることとなります。

後に堀は埋められ“浜町”と言われる地区が誕生しました。
花街として栄えたところで、300人もの芸者がいたと伝わります。

今でも地震前の海岸線の名残や堀の形をした通り、花街当時からの建物が残っています。

続いて紹介するのが汐通しの堀切です。
そもそも小木が港町として栄えたのは、2つの湾を有していたからだと言われています。
小木町航空写真_1963
↑2つの湾の間に城山があることでどの方向からの風にも対応ができた
(出展:国土地理院の航空写真、1963年撮影)

ただ、急に風向きが変わったときには城山を迂回して反対側へ避難しなければなりませんでした。
そこで安全に避難ができるよう掘られたのが“汐通しの堀切”です。

1671年、城山の付け根を開削し、幅7間半(約14m)の堀が完成しました。
城山を除く一帯は泥岩でできていたため、このような工事が可能だったようです。

江戸から明治にかけての小木は、金銀の積出港に始まり、西廻り航路の寄港地として、また北前船の拠り所として絶えず変化をしていくことになります。
20221027_115324 (2)
↑船乗りの信仰を集めた木崎神社に奉納された船絵馬

私はそんな小木の町を勝手に佐渡のベネチアと呼称しています。
ブラタ○リで紹介してもらえないもんでしょうか・・・

冗談はさておき、過去に思いを馳せるのは良いものです。
小木に来た際はぜひガイドをご利用ください!

こんばんは。

日が長くなってのんびりと過ごしていたら、スーパーの閉店時間に間に合わず、素麵を買い損ねた小木特産品クラブ担当の小松です。

みなさまは佐渡の植物研究に力を注いだ伊藤邦男先生をご存じでしょうか。

伊藤先生は高校の生物の先生で、草木と人間をこよなく愛し、植物を生態的・民族的・文化的観点から調査し、多くの著書を遺された方です。


今回、回顧展の準備に関わらせていただき、ご子息の伊藤芳樹さんと、先生の蔵書整理から関われている磯野保さんより伊藤先生のエピソードを伺うことができたので、私の所感も織り交ぜながらご紹介します。

佐渡には季節ごとに多種多様な花が咲きますが、ここで暮らす人々はそれを暦にしてきました。

例えば、大野亀での絶景が有名なカンゾウですが、佐渡の言葉ではヨーラメと呼ばれています。

ヨーは魚のイオが転じたもの。鯛が産卵する時期になると咲く花だから、魚(イオ)孕(ハラミ)と言われています。

(また、カンゾウのつぼみは10〜12個あるのが1日1つずつ咲いて夕方だめになるから「夕だめ」が訛って「ユーラメ」から「ヨーラメ」となっていたという説もあるそう。)

ヨーラメのように、漁の時期を知らせてくれる花もあれば、春告花といわれ仕事始まりのサインとなる花もあり…花を自然暦として暮らしのリズムを作ってきたのです。


このふうに先生は「植物学」という硬いものより、花と人間のお付き合いに関心を持っていたそうです。


そんな人間と植物が大好きな先生が、島中を巡って聞いて回った佐渡の文化や知恵は、自費出版という形で20冊が世に出されました。

三兄弟の次男である芳樹さんは、中学生くらいから出版のために本の清書をお手伝いされたそう。
そんなわけで、著作のなかでは三兄弟の字が混ざっているとのことでした。(今度はそれを意識して読んでみたいです!)




父としての伊藤先生について、芳樹さんは

「植物のことを好きでやってて、他の人に教えたりできると『先生ありがとう』と言われるけれど、そこには母の苦労や内助の功もあったんだよね。
極楽とんぼみたいに、ふらふら好き勝手して家事手伝い一切しない。
うちはじゃがいもも育ててたけど、畑仕事も一切手伝わないし、たまに畑にくると花を眺めている。
こんな生き方を普通の人の常識では「好き放題してる』って見方もあるけど、やっぱり『自分の人生だから自分が楽しく生きるのが大事なことなんだよ』って教えてくれたのかもしれない。」と話されていました。

野草の知恵や、その土地ならではの植物の文化は残そうとしなければ失われていってしまうもの。

先生が好きなことをつきつめて下さったから、貴重な知恵の蓄積が残されたこと。
その過程ではご家族のあたたかい協力があったのですね。





最期の著作である「自然と草木と人間と」という本では、先生がなぜ植物学を目指したかを語られています。

海辺に咲く花は山や公園にはないように、植物は自分が生きる場所を知っている。人間もそこを見習うべきだ。人間も海と山と都会と自分の性分にあったところに…そんなメッセージも残されています。


私も、いろんな土地を旅しながら自分の暮らす場所を探していますが、自分の性分との相性というのは土地そのものの魅力よりも大切だと感じています。


先生は13年前に亡くなられており、私は直接お会いすることは叶いませんでしたが、野草研究家の菊池はるみさんを通して、野草のゆたかな世界に出会うことができました。

先生の遺した佐渡の宝物が、こうして次の世代に引き継がれ、形をかえながらSNSなどにも広がっている…。
ともすれば、図書館の奥や博物館の中だけに眠りがちな先人の知恵が、今もいきいきと暮らしの喜びににつながっていることも、佐渡の素敵なところだと感じています。

5906BA8C-2D13-4332-AFA0-D57FF24A55F9
7905E63F-B8B6-433B-85D6-9B26180D4E3C
伊藤先生も菊池はるみ先生も、どちらも義務からではなく個人の熱意から活動されている、そんな佐渡の方の生き方も憧れますね。

佐渡にはまだまだ光の当たっていない、埋もれた巨人たちが多くいるようです。
生きている人だけでなく、そんな先人たちに出会えるのも楽しみです。



『花と小父さん 草木に人生と教育を学んだ男』伊藤邦男回顧展


迷い続ける自分の為、人の為、植物(植生)に「なぜ君はその場所で、芽を出し花を咲かせ

散っていくのか」を問い続けた男。

「生きるとは何か、人生とは?」の永久な課題を植物、草木を通して優しく問いかけて来る。

この人は、高校生徒だけでなく友人や家族、仲間たちにも問いかけていた。


期間 2023年7月1日~8月31日 午前10時~午後4時(月、火曜休み)
場所 真野新町交差点 森ギャラリー(旧・森医院隣)
主催 佐渡の植物刊行会 協力 新町商店会・佐渡の文化を守る会
お問い合わせ 伊藤芳樹 070 4139 2099

 

著書の展示はもちろん、写真、俳句、原稿や、帽子やループタイなどの愛用品も見ることができます。
伊藤邦男氏の“におい”が感じられる空間です。

komatsu160

小松恵美隊員の記事一覧

名前 小松恵美(こまつめぐみ)

担当地区 小木地区小木特産品クラブ担当

出身地 埼玉県
 
任期 2022年7月〜2024年6月(予定)

ひとことコメント
友達の佐渡移住をきっかけに初めて佐渡に遊びに来たのが2021年の3月。
日常のなかにいろんな文化を学ぶ機会があること、食べ物が美味しいこと(大好きないちじくや、野生のきのこが豊富!)あたたかく気にかけてくださる佐渡の方々に惚れ込んで、気づいたらその一年で10回も来てしまいました。2022年の6月に佐渡に引っ越し、「佐渡に居ついちゃいな」という潟上のおばあさんの言葉が現実に。

慣れ親しんだ新穂潟上からは遠い場所だった小木ですが、食べ物や農に関わるミッションを選んで、小木特産品クラブ担当となりました。
受け入れ先の榎谷さんは民宿と漁師だけではなく、田んぼやヨット、森林保全ボランティアなどなどいろいろな楽しい取り組みをされているので、そちらも関わらせていただいております。

佐渡の食材の豊かさ、旬、食文化など宝物を発信してゆきます。
また、いつまでも佐渡が美しく安心して暮らし続けられる場所であるように、地産地消やゼロウェイスト(使い捨てから循環へ)にも力を入れていきます。

ちなみに佐渡の好きなものは、自然の景色、ものづくりをされているひと、雪、さつまいもとお魚ときのこ、旬のもの。

嫌いなものはブヨと蚊とカビです。

小木特産品開発センターのInstagram

IMG_2896

IMG_5174

IMG_5420

IMG_7455

IMG_9404


こんばんは。
みなとオアシス佐渡両津担当の棚村です。

【佐渡市地域おこし協力隊インタビュー】
こちらのシリーズでは、2023年7月現在、佐渡市に在籍している18名の隊員を、私、棚村が入隊が早い隊員から順に勝手に紹介する自己満足のシリーズとなります。

vol.5の今回は、世話人との素敵なツーショット!
 新穂潟上集落地区担当 小森 美紗(こもり みさ)隊員です。

『たまりば・子ども未来舎りぜむ』についてのお話もたくさんお話して頂きました!

【note】佐渡市地域おこし協力隊インタビュー (3)

👆記事を読む方はこちらの画像をタップ!
※現在のブログの表示の都合上、隊員全員の記事を次々に書くと初期の投稿が埋もれてしまう可能性があるため記事本編はnoteで読むことができます。


みなとオアシス佐渡両津推進担当
棚村 麗乃


....................................................................................


rogo-SQ160

佐藤昌栄隊員の記事一覧

名前 佐藤昌栄(さとうまさえい)

担当地区 鷲崎(わっさき)集落

出身地
 福島県伊達市
 
任期 2023年6月〜2026年5月(予定)

内海府小学校がピンチです

フリーランスでインテリアやグラフィックのデザインをやっております。2022年の4月に息子の離島留学で初めて佐渡にきました。1年だけのつもりだったのですが、あまりに居心地がいいのと、鷲崎集落で色々やってみたいことが出来てしまい、協力隊に応募しました。

やってみたいこととは小さいことから大きいことまでたくさんありますが、中でも一番大きいのはとても眺めの良い場所にある巨大な廃墟をリビルディングセンターや廃材を燃料にしたサウナとして再生することです。社会問題の解決はもちろん、雨や冬場に行き場の少ない佐渡の重要な観光資源になると思います。と言っても大きすぎて何から手をつけて良いのか今のところわからないので皆さんにも協力してほしいです。

それより何より、離島留学している内海府小学校が来年息子1人になる可能性が高くなってきました。地域に学校がなくなると一気に限界集落度が上がります。うちも困ります。小学生がいるご家庭のみなさま、ぜひ一度見学におこしください。のびのびして体験授業の多い楽しい学校です。

地域おこし協力隊からの協力のお願いでした。


L1024113

IMG_2326

KIMG1153

314923361_2464897153672643_7397625593613588532_n

5月28日、新潟県美しいまちなみフォーラム2023が開催されました。
上・中・下越、佐渡と持ち回りで年1回実施されており、今年の舞台は佐渡小木でした。

同時に新潟県まちなみネットワーク小木町大会も開かれました。

新潟県まちなみネットワークは県内の町並みを活かした取り組みを進める団体が加盟する組織です。
例年、景観の日(6月1日)の前後に大会を開催し、メンバー間の交流を図っています。
(もし景観の日が祝日になれば6月にも念願の祝日ができますね)

今回は27日に宿根木のまち歩きと意見交換会、
翌28日は小木のまち歩きと総会、フォーラムという流れでした。

宿根木のまち歩きではベテランガイド2人が円熟味を増す“千石船の里”を案内しました。
IMG_0450
↑江戸期からの石畳が残る世捨て小路にて

夜の意見交換会は小木屋で開かれ、各地のまちづくりについて話を伺うことができました。
新潟県は広い分、多種多様で素晴らしい景観がたくさん残っていると改めて感じました。
(城下町、港町、花街、鉱山町、宿場町、醸造町、寺町など)
IMG_0483

翌28日の午前中は小木のまち歩きがあり、私もガイドを務めました。
IMG_0501
↑後方に見えるのはこの日入港していたクルーズ船“ハンセアティック・ネイチャー”

1時間というタイトな設定の中、三味線堀、上の番所跡、金子屋、鍋屋、木崎神社などを巡りました。
特に参加者が反応していたのが鍋屋の中を見せていただいた場面です。

昔の部材を残したまま住みやすいようにリフォームされている姿に感心したようです。
やはり町並みは保存と活用がセットになってこそだと改めて感じました。

午後からはいよいよメインイベントのまちなみフォーラムです。
基調講演として千葉大学名誉教授、福川裕一氏の話がありました。

中でも、町屋は世界共通の暮らしやすい造りであるとの話が印象に残っています。

広い間口や奥まで続く土間、中庭によって外との関わりを適度に保ちつつ、良好な住環境を実現していたとのことです。今では古いものだと思われている町屋の造りが、実は建築家の追い求める理想の住まい=未来の住まいだと聞いてなるほどなあと思いました。

その後のパネルディスカッションでは、富山県高岡市の重伝建地区内にある商業施設のコンシェルジュを務める筏井晴夫氏らによる討論が行われました。
IMG_0530

高岡では伝建地区間の交流が希薄なことや4~50代がまちづくりに参画しない“中抜け”の状態が課題となっているそうです。小木でも中抜けを感じることがありますが、宿根木との交流は大事にしていかなければと感じました。

最後に県内のまちづくり団体の代表がそれぞれ近況報告をして閉会となりました。
IMG_0533

今回のフォーラムは小木町の重伝建選定に向けた良いアピールになったと思います。

来年は大火からの復興を果たした糸魚川市での開催とのことです。
そこで重伝建選定の報告ができるよう活動に取り組んでいきます。

おはようございます。
みなとオアシス佐渡両津担当の棚村です。

【佐渡市地域おこし協力隊インタビュー】
こちらのシリーズでは、2023年5月末現在、佐渡市に在籍している16名の隊員を、私、棚村が入隊が早い隊員から順に勝手に紹介する自己満足のシリーズとなります。
6月には新しい隊員が2名着任予定!
果たして私の退任までに全員の紹介が終わるのか...?


さてさて、月末滑り込みの月1投稿をなんとか続けている今企画ですが、
vol.4の今回は、重伝建選定を目指す「おぎ町並み保存推進委員会」の活動を主にサポートしている 
小木町地区担当の奥野 航(おくの わたる)隊員です。



【note】佐渡市地域おこし協力隊インタビュー (1)

👆記事を読む方はこちらの画像をタップ!
※現在のブログの表示の都合上、隊員全員の記事を次々に書くと初期の投稿が埋もれてしまう可能性があるため記事本編はnoteで読むことができます。


次回は新穂潟上集落地区担当の小森 美紗(こもり みさ)隊員です。
6月半ばごろの更新予定です。お楽しみに!

みなとオアシス佐渡両津推進担当
棚村 麗乃


....................................................................................

おはようございます。
みなとオアシス佐渡両津担当の棚村です。

【佐渡市地域おこし協力隊インタビュー】
こちらのシリーズでは、2023年5月現在、佐渡市に在籍している16名の隊員を、私、棚村が入隊が早い隊員から順に勝手に紹介する自己満足のシリーズとなります。

vol.3の今回は 放課後等活動支援担当 五百川 将(いおかわ たすく) 隊員です。


現在のブログの表示の都合上、隊員全員の記事を次々に書くと初期の投稿が埋もれてしまう可能性があるため記事本編はnoteで読むことができます。

【note】佐渡市地域おこし協力隊インタビュー (2)



次回は小木町地区担当の奥野航(おくのわたる)隊員です。お楽しみに!

みなとオアシス佐渡両津推進担当
棚村 麗乃


....................................................................................

地域おこし協力隊、高千地区担当の逢坂です。


2020年5月に着任し活動してまいりましたが、2023年4月30日をもって3年間の任期を満了し退任いたします。

佐渡への引っ越し直前に7府県に初の緊急事態宣言、既存のイベントは全て中止で新しいイベントも企画すらできない状況からの活動開始となりました。
しばらくの間はひたすら地域を歩き顔と名前を知って安心してもらうところから始め、草刈りなど地域活動を通じて信頼していただけるように歩んできました。

一般的に知られる地域おこし協力隊の大きな成果(集客につながるイベントなど)はなくひたすら地域で地道に活動してきた3年間でしたが、地域の方々にも暖かく接していただき逆に協力していただくことも多々ありました。

今後は独立して地域に残り暮らしていく予定です。
任期中、協力・応援していただいた方々へ御礼を申し上げます。
ありがとうございました。


退任後はブログのコメント等への返信はできなくなりますのでご了承ください。

読者の皆さまこんにちは!
小木町地区担当の奥野です。

2年間かけて行われた保存対策調査が終了し、
先日報告会が開催されました。
20230321_134257

この調査は小木町の町並みが持つ歴史的価値を明らかにし、
保存と活用に向けた基礎資料を作成することを目的として実施したものです。

当日は100名近くの方にお越しいただいた中、
調査を担当した奈良文化財研究所の福嶋敬人氏より報告がありました。

説明の内容をまとめたものを広報誌第7号として4月に発行予定です。
広報誌7号_オモテ
広報誌7号_ウラ

今回の調査で明らかになった価値を基に、
佐渡市では小木町地区を“伝統的建造物群保存地区”に指定します。

そのためにはエリアの選定や補助率の決定、
特定物件(歴史的建造物)所有者の同意といったプロセスが必要です。

最終的には“重要伝統的建造物群保存地区”への選定を目指して国に申出を行うことになっています。

私はというと、空き家の所有者に町並み保存の取り組みをお知らせすべく、
近隣住民を頼りに連絡先の把握を進めています。

Aさんに聞くと「○○町のBさんなら分かるかも」
Bさんに聞くと「たしかCさんが知っとるっちゃ」

・・・と1軒の情報を得るのにも中々苦労しますが、
探偵になった気分で楽しく取り組んでいます。

何より「頑張っとるな」「ようやってくれとるっちゃ」と言っていただけることが嬉しいです。

最後に・・・
今回刊行された『佐渡市小木町伝統的建造物群保存対策調査報告書』には、
連続立面写真という町並みを連続で写した写真が掲載されています。
「連続立面写真」P26_page-0001
伝建地区になって10年、20年が経ち、修理・修景が進んだ町並みと、
この写真を見比べると変化が如実に表れているはずだと妄想してワクワクします。

活動が産声を上げてから今日までには多大な労力を要しましたが、
ようやくスタートラインに立てたに過ぎません。

これからはさらに多くの人が関わり、知恵を出し町を動かしていくはずです。
皆さんも小木の町のこれからに注目(関わるとなお良し!)してみてはいかがでしょうか。

こんにちは、金井地域センター 伊藤です。

 

佐渡の春は、お祭りの季節です。この時期、佐渡の至る所で祭りが開催されています。金井地域では4月14日金曜日、15日土曜日に新保八幡宮で「新保まつり」が行われました。新保まつりは、「射手」を中心として先のブログでご紹介した「下り羽」などの神事が執り行われます。

 実際の全日程としては、「射手」は最終日の15日土曜日に流鏑馬を行うために13日木曜日からお宮に上がり3日間の神事に参列します。一昔前には、この3日間は境内にある籠所(こもりじょ)で過ごさなければなりませんでした。現在では、そこまでは行わないようです。

 今回は、例祭のようすとして「射手(いて)」と「下り羽(さがりは)」を中心にご紹介いたします。具体的にどのようなことが行われるのか、この神事に関わりがない方には知ることがないと思います。この機会にひとつの記録としてこのブログに残したいと思います。

 

【13日】「射手」が宮に向かう

射手宿にて神主からのお祓いを受け、出立します。

射手宿お祓い

お祓いのようす


出立-001

射手宿から出立


午後、「射手」は介添以下の付き人を引き連れて新保八幡宮を目指して射手宿を立ちます。道すがら、付き人達は「ザーザーホイ」と大きくかけ声を上げながら歩いて行きます。このかけ声がなぜ「ザーザーホイ」なのか現状では分かりませんでした。

出立-002

「ザーザーホイ」とかけ声を掛けながら歩みを進める

  

途中、宮に上がる前に体を清めるため、清めの場所に立ち寄ります。
禊ぎ場-1
禊ぎ(みそぎ)場

体を清めた後、宮に上がり最初のお祓いを受けます。

宮へ-1

本殿でのお祓いを終えて下がった後、本番15日に向けて流鏑馬(やぶさめ)の練習を行います。残念ながら15日は雨になり流鏑馬などの神事は中止になりましたので、幻の流鏑馬となりました。

流鏑馬-001

流鏑馬-002

「射手」による流鏑馬練習

【14日】宵祭り

あたりが暗くなる夜の7時、「射手」は介添を伴い露払い、太刀持ち等の付き人を引き連れ本殿に上がります。

宵祭り-4

宵祭り-3

宵祭り-1

神事のようす

本殿では、灯りを消し提灯の明かりを頼りに宵祭りの式典が執り行われます。

宵祭り-2
宵祭りの「下り羽」

最後に「下り羽」の披露がありました。「下り羽」は神の使いがお越しになることを知らせるため、お囃子でお向かいするものです。宵闇の中、幻想的な神事が執り行われました。【追記】

 

【15日】例大祭

この日も例祭式典が本殿で執り行われます。

例大祭本殿へ-001

例祭のため本殿へ

例大祭式典-001

神事のようす


例祭式典が終わると本殿前で鬼太鼓が奉納されます。

鬼太鼓-001

鬼太鼓が終わると、再び本殿で射手行列のために祭礼が執り行われます。

「射手」は流鏑馬を行うためのお祓い、御神輿のための神幸式(しんこうしき)が行われました。

流鏑馬神事-001

流鏑馬のための神事のようす


神幸式(しんこうしき)は、神輿渡御のために神霊が宿った御神体などを神輿に移して渡御するために行われます。

神輿式典-001
 
神幸式

 

最後に「下り羽」の披露がありました。

 

 下り羽

流鏑馬の衣装姿-1
流鏑馬の姿

鬼太鼓が行われたあたりから雨模様となりました。射手行列、流鏑馬は残念ながら中止となりました。

この後雨の中、「射手」は鬼太鼓を先頭に射手宿に向けて帰路につきました。

 射手宿へ-001

射手宿への行列

 

ご紹介したこのような神事はまだ佐渡のあちこちで執り行われています。しかし、人口減少の影響で各集落の祭りの番にあたった組は「射手」の確保にご苦労されながらも何とかこのような祭典が維持をされているようです。

伝統を守るため、いつまでも続けていただきたいのですが、現実は益々厳しい状況にあると、印象を持ちました。

線-2

【新保まつり】

新保まつりは、金井地域の金井新保、西方、大和田の3集落の産土神(うぶすながみ)である新保八幡宮とその別当である大慶寺のお祭りです。

例年4月15日に4組の鬼太鼓が各戸をまわって悪魔祓いの舞を行い、新保八幡宮に集結し鬼太鼓が神社正面で乱舞する。その後に射手行列(流鏑馬(やぶさめ)・下り羽など)の神事が行われます。

 

こんにちは、金井地域センター 伊藤です。

 

佐渡の春は、お祭りの季節でもあります。金井地域では4月15日土曜日に新保八幡宮で「新保まつり」が行われました。新保まつりは、射手を中心として先のブログでご紹介した下がり羽などが参加し神事が執り行われます。鬼太鼓は、射手の露払いの役割も担い、神事と関わりながら各所で鬼太鼓を披露します。

 

金井新保、西方、大和田各集落の鬼太鼓は、この日に向けて準備を行ってきました。今回も大和田集落鬼太鼓の集大成となる一日をご紹介いたします。

 

鬼太鼓は、朝早く始まります。集落の各家を回って厄除けのための鬼太鼓を披露していきます。まずは、朝6時に稽古の拠点でもある薬師堂にて奉納舞をスタートさせ、各家への門付けを行います。我が家には、朝一番に来ていただきました。

門付け001
早朝から集落内の門付けを行います

門付け002

 

雄鬼、雌鬼の衣装は、研智会で用意されますが、袖の部分は鬼役がそれぞれの考えで個性のある生地を用意するのだそうです。どんな人が踊っているのかも、この袖の特徴で分かるそうです。

鬼の袖-001

それぞれ黄色とピンク色の袖を付けていました

 

当日の様子を動画でまとめました。新保八幡宮の境内で鬼が舞う姿をご覧ください。

 

一日の様子をまとめたダイジェスト版

雄鬼の新保宮奉納舞



雌鬼の新保宮奉納舞

映像でも迫力はお伝えできたと思いますが、やはりその場所で観るのとは大きく違います。若者達が力を振り絞って鬼太鼓を奉納する姿はとても感動的です。是非、来年の4月15日午後3時に新保八幡宮へお越しいただきたいと思います。

 先にもお伝えしたように、鬼太鼓は射手を頂点として神事が執り行われます。

神社境内で鬼太鼓の奉納が終わると射手が籠もる籠所(こもりじょ)へ移動し金井新保2組と西方・大和田に分かれてそれぞれの籠所の前で再び鬼太鼓を披露します。

 

籠所-001

籠所-002
西方・大和田集落の鬼太鼓を射手の前で披露しています

 
籠所での披露が終わると、今回は雨で中止となりました射手の神事である射手行列、流鏑馬を待ちます。

その後、射手と合流し露払いとなり先陣を切って射手の住まいである射手宿に射手を届けることになります。帰路では、辻辻で魔除けとなる鬼太鼓を舞ながら移動していきます。道すがら、太鼓やかけ声を聞きつけて近くの家からの見物客を巻き込みながら歩を進めます。

帰路射手行列-001
 
帰路射手行列-002

帰路射手行列-003
辻辻で舞う鬼太鼓

 

射手宿に到着したら、あたりは暗闇に包まれます。その中で改めて鬼太鼓の披露があります。

 

射手宿-001

射手宿-003

射手宿での鬼太鼓

射手宿に射手を届けた後、研智会の方々は射手宿にて祝宴をいただいた後、薬師堂に移動し最後の舞を奉納して祭りの一日を終えることになります。


線-2

【現在の大和田 鬼太鼓】

大和田の鬼太鼓は、国仲系の鬼太鼓で2匹の獅子が絡む勇壮なものです。時代に合わせて先人達が勇壮の中にも華やかさを加えた鬼の舞、絡み合う獅子舞にしようと皆川の金子紋助氏を師事し習得したのが現在の大和田鬼太鼓だそうです。スピード感がある立ち振る舞いや低い姿勢での躍動感ある動きが取り入れられ、以来多くの観衆から高い評価を受けているそうです。

鬼太鼓001
 

【新保まつり】

新保まつりは、金井地域の金井新保、西方、大和田の3集落の産土神(うぶすながみ)である新保八幡宮とその別当である大慶寺のお祭りです。

例年4月15日に4組の鬼太鼓が各戸をまわって悪魔祓いの舞を行い、新保八幡宮に集結し鬼太鼓が神社正面で乱舞する。その後に射手行列(やぶさめ・下り羽など)の神事が行われます。


こんにちは、金井地域センター 伊藤です。


今回も「かないいねマルシェ」のスピンオフ企画として金井のいいコト探しとして、新保まつりの射手行列でお囃子を行う「下り羽」(さがりは)の稽古風景をレポートします。お邪魔した日は、最後の稽古だったようで、通し稽古が何回かに渡って行われました。

 

稽古と平行して新保まつりの準備作業も着々と進められています。神社境内入口の のぼり旗を掲げる幟竿(のぼりざお)の準備も既に終わっていました。



のぼり旗準備-1

新保宮のぼり竿


「下り羽」は六、七才の男子二人による太鼓打ち、十才くらいの男子二人の鼓打ち、二十才ぐらいの男子二人の笛吹き、それに大人が両側に二人ずつ付いた囃し方で編成されている。「下り羽」と神輿担ぎは金井新保だけが参与します。(引用:佐渡金井町史、八幡宮より)

 との記述がありますが、現在は、少子化の影響も大きく祭り番の集落からこのような子ども達を集めることは叶わない状況となっています。従って、集落の方々は苦労しながら「下り羽」を行える人を何とか集めて祭りを維持しているのだそうで、参加メンバーには2歳や5歳の方もいらっしゃるそうです。


下がり羽指導者-1

指導者の菊池保直さん

 

私は最初「下り羽」の言葉を聞いたとき何だろうと思いました。佐渡では「下り羽」は、祭り囃子(まつりばやし)のことだそうです。私の想像では、祭り囃子に「下り羽」といった曲も存在するようですので、その曲が流れ流れて祭り囃子そのものを「下り羽」と呼んだのではないかと考えました。

しかし、佐渡島内それぞれの祭りで「下り羽」の曲調が異なっているそうで、あっけなく仮説が崩れてしまいました。


後日、「下り羽」について教えていただきました。

そもそも「下り羽」とは、祭りの最初に神の使いがお越しになる前に「神の使いがお越しになる」とお囃子よって皆に知らせるために行われるのだそうです。

もともと「下破」「下端」「下葉」などと呼ばれておりますが、佐渡に伝わり「下り羽」と変化したようです。他に「下り端」などや矢が神の通る場所を切り開く意味で「下り矢」とする地域もあるそうです。【追記8/25】

 

【参加者の稽古風景】

太鼓-1

太鼓打ちのお二人



鼓-001

鼓(つづみ)打ちのお二人

笛-1

笛吹きのお二人

 

「下り羽」は、祭りの神事として前々日から儀式が始まります。指定されたそれぞれの場所に出向き曲を奏でるそうです。尚、祭り当日の下り羽は、鬼太鼓の奉納舞が終わった後の射手行列で見ることが出来ます。


集合写真-2
「下り羽」参加者の方々です

 

【新保まつり】

新保まつりは、金井地域の金井新保、西方、大和田の3集落の産土神(うぶすながみ)である新保八幡宮とその別当である大慶寺のお祭りです。

例年4月15日に4組の鬼太鼓が各戸をまわって悪魔祓いの舞を行い、新保八幡宮に集結し鬼太鼓が神社正面で乱舞する。その後に射手行列(やぶさめ・下り羽・神輿など)の神事が行われます。

 
【新保八幡宮 例大祭】

2023年 4月 14日(金)

宵祭り

神事  19:00から20:00
 下り羽


2023年 4月 15日(土)

例大祭 

神事 13:00から14:30

鬼太鼓奉納 15:00から

神幸神輿行列、下り羽 16:00から
流鏑馬

開催地

金井新保 新保八幡宮・大慶寺

住所

〒952-1208 新潟県佐渡市 金井新保 乙1109-1

 

さど観光ナビ情報

https://www.visitsado.com/event/9052/



こんにちは、金井地域センター 伊藤です。

 

佐渡の春は、お祭りの季節、金井地域では4月15日土曜日に新保八幡宮で「新保まつり」が行われます。

すでに桜も満開です。祭り当日は、桜も散っているかも知れません。

 

新保宮の桜-2

すでに満開となった参道の桜です


 佐渡市大和田集落の鬼太鼓を掲載して参りましたが、稽古も終盤となってきましたので、お面をつけての通し稽古も行われると伺いました。今回は、稽古最後の取材として再び薬師堂を訪れました。

 薬師堂では、祭りの準備も滞りなく進められ、衣装も順調に整えられています。鬼が掛ける襷(たすき)の後ろ飾りもお手製の水引が新調されていました。


後ろヒモ飾り-1

 3月から稽古が行われていましたので、前回と比べても体力が付いてきていて、通し稽古も1回から更に面をつけて2回目の稽古も行われていました。

面を付けての稽古では、面によって鬼の表情がこちらに迫ってきて、人が舞っていることを忘れてしまう迫力があり、リアルな舞に圧倒されてしまいました。
本番では衣装を着けて舞いますし、更にお客さんの反応が会場の雰囲気に拍車をかけてより感動を呼ぶ奉納舞になるのだと思います。

 【通し稽古】面無しの稽古と同時に叩き手の姿を画面左上でご覧ください


鬼役の方に伺うと、「お面をつけると視野も狭まり足下もおぼつかなくなるため、探り探りの舞となり、更に体力を奪われる」とおっしゃっていました。

【通し稽古】雌鬼の面で舞います


【通し稽古】雄鬼の面で舞います

 

獅子舞の稽古は今も1人で行っていますが、本番は獅子に前後に2人が入ります。したがって、頭役と尻役の2人が躍動ある獅子らしい動きになっていきます。

本番の奉納舞では、各集落から4組の鬼太鼓が一同に出ます。佐渡でも鬼太鼓の奉納舞としてこの規模は珍しいと思います。観衆もそれぞれの地域から多くの方が訪れて賑やかなひとときとして春の一大行事を楽しみます。

当日は、天候に恵まれることを切に願ってやみません。

 この後、本番のようすも取材できればと思います。


【現在の大和田 鬼太鼓】

大和田の鬼太鼓は、国仲系の鬼太鼓で2匹の獅子が絡む勇壮なものです。時代に合わせて先人達が勇壮の中にも華やかさを加えた鬼の舞、絡み合う獅子舞にしようと皆川の金子紋助氏を師事し習得したのが現在の大和田鬼太鼓だそうです。スピード感がある立ち振る舞いや低い姿勢での躍動感ある動きが取り入れられ、以来多くの観衆から高い評価を受けているそうです。

大和田の鬼太鼓-1

【新保まつり】

新保まつりは、金井地域の金井新保、西方、大和田の3集落の産土神(うぶすながみ)である新保八幡宮とその別当である大慶寺のお祭りです。

例年4月15日に4組の鬼太鼓が各戸をまわって悪魔祓いの舞を行い、新保八幡宮に集結し鬼太鼓が神社正面で乱舞する。その後に射手行列(やぶさめ・下り羽・神輿など)の神事が行われます。

 

開催日

2023年 4月 15日(土)

時間

鬼太鼓奉納:15:00から

神幸神輿行列、下がり羽:16:00から

開催地

金井新保 新保八幡宮・大慶寺

住所

〒952-1208 新潟県佐渡市 金井新保 乙1109-1

 

さど観光ナビ情報

https://www.visitsado.com/event/9052/

 



こんにちは、金井地域センター 伊藤です。

 

新潟県内でも開花宣言が聞かれ、いよいよ桜の季節が始まりました。今年の桜は早いですね。

佐渡の春は、お祭りの季節でもあります。金井地域でも4月15日土曜日に新保八幡宮で「新保まつり」が行われます。今年は、祭りまでに桜は待ってくれなさそうです。

 さて、今回も前回につづき大和田集落鬼太鼓の稽古風景をレポートいたします。やはり鬼太鼓は太鼓の音と舞の共演を感じていただきたいので前回以上に動画中心で掲載させていただきます。

 この日も三々五々大和田の薬師堂にメンバーが集まり、それぞれの考えで稽古が行われています。

太鼓稽古-1
早くから学生も集まり叩き手の稽古を行っています

 最近は、どこの地域も同じかも知れませんが、研智会(青年会)でも年々集落の若者も少なくなり会員不足、踊り手不足が続いているそうで、35歳までだった会の年齢制限もメンバー確保のために40歳から50歳へと年齢枠を広げざるを得ない状況となっています。

そのような集落の厳しい状況ではありますが、鬼太鼓の稽古には、集落の学生達も参加してくれています。話をうかがうと「鬼太鼓が好きだ」と返してくれました。地域の鬼太鼓を愛し研智会をリスペクトし仲間と稽古に励んでいました。これから、鬼太鼓を支えるも頼もしい若者達です。



学生が叩く太鼓の音です。裏打ちでココまでの完成度は素晴らしい

先ほどの研智会は、大和田集落鬼太鼓の団体名です。研智会は、もともと教育振興を目的に明治24年に集落の青年同士が結束し設立されたそうです。昔から若者の団結心や向上心も強かったんですね。

その後、教育環境は大きく変貌したため、今では若者の団体である鬼太鼓の団体名として残ったようです。


獅子の稽古

獅子は、大和田の鬼太鼓では演舞の中後半に鬼と絡み合う重要な役割を担っています。鬼と同様に獅子にも雄雌(オスメス)がありやや黒っぽい頭が雄、雌は赤っぽくなります。獅子頭の重量は意外と重く、これを長く持つのはかなりの体力が必要です。腰の痛さをこらえながら踊り手はがんばっておられるわけです。

雄の獅子面-1

雄の獅子頭


雌の獅子面-2

雌の獅子頭


そうこうしていたら、雄鬼の通し稽古が始まりました。鬼役の辻さんは経験者でもありこの時期に通し稽古を観ることが叶いました。これから益々仕上げていくのでしょうが、出来映えは、もう直ぐにでも奉納が出来るほどです。


鬼太鼓 冒頭編

鬼太鼓は、まず一般的なフレーズの太鼓の音から始まります。序盤のシーンだけまとめています。

 


鬼太鼓 獅子編


鬼太鼓で鬼と獅子が共演する場面です。鬼と獅子が絶妙に絡み合う練習風景を見ただけでもワクワクする感覚になります。鬼の面や衣装が加わると更に迫力が増すのだと思います。本番が待ち遠しいです。


鬼太鼓 全編(雄鬼)


通し稽古は、約16分あまり行われました。終わった後、鬼役の辻さんは、体力を使い果たしたようすで、ぐったりしていました。人を引きつける舞は、限界までの体力が必要なんですね。

稽古後グロッキー-1

稽古後グロッキー-2

完全にお疲れのようすです


傍らでは、祭り当日に向けてワラジの用意も始まっていました。ワラジのヒモが縛ったときに痛くならないよう和紙を丁寧に巻いて準備していました。

わらじ-1

ワラジはネットで調達しているそうです

写真のようにワラジが大量に購入されていました。これをまつりの門付けと神社の奉納のために一日で履き潰すことになるそうです。

 これから本番に向けて面をつけての通し稽古が行われます。次回は、更に勇壮な舞をお届けできると思います。

 

【現在の大和田 鬼太鼓】

大和田の鬼太鼓は、国仲系の鬼太鼓で2匹の獅子が絡む勇壮なものです。時代に合わせて先人達が勇壮の中にも華やかさを加えた鬼の舞、絡み合う獅子舞にしようと皆川の金子紋助氏を師事し習得したのが現在の大和田鬼太鼓だそうです。スピード感がある立ち振る舞いや低い姿勢での躍動感ある動きが取り入れられ、以来多くの観衆から高い評価を受けているそうです。

大和田の鬼太鼓-1

 

新保まつり

4月15日(土)開催されます

開催日

2023年 4月 15日(土)

開催地

金井新保 新保八幡宮・大慶寺

住所

〒952-1208 新潟県佐渡市 金井新保 乙1109-1

鬼太鼓奉納 

15:00 新保宮境内スタート


さど観光ナビ情報

https://www.visitsado.com/event/9052/

 

こんばんは。
みなとオアシス佐渡両津担当の棚村です。

【佐渡市地域おこし協力隊インタビュー】
こちらのシリーズでは、2023年4月現在、佐渡市に在籍している15名の隊員を、私、棚村が勝手に紹介する自己満足のシリーズとなります。

vol.2の今回は 高千集落担当 逢坂 弥 隊員です。
実際に高千漁港に行って、漁師として活動する素敵な姿をパシャリ。

現在のブログの表示の都合上、15名分の記事を次々に書くと初期の投稿が埋もれてしまう可能性があるため記事本編はnoteで読むことができます。


【note】佐渡市地域おこし協力隊インタビュー


次回もお楽しみに!

みなとオアシス佐渡両津推進担当
棚村 麗乃


....................................................................................

このページのトップヘ