佐渡市地域おこし協力隊サイト

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澤村明亨(羽茂地区)

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投稿名
  澤村明亨(羽茂地区) 
担当地区 羽茂地区
出身地  大阪府堺市
任期   2013年9月~2016年8月末
 
経歴
 図書館司書(商工業専門図書館)
 →金融系シンクタンク正職員(専門図書館の司書)
 →出版社正社員(小学生向け国語教材の編集)
 →出版社正社員(基礎看護学の教科書や看護師国家試験模擬試験・教材の編集)
 →フリー編集者
 を経て現職。 
 佐渡で2013年4月、2014年6月に開催した本のイベント「Hello!books」で運営スタッフをしています。
 
地域おこし協力隊への応募動機・佐渡の感想
 佐渡(羽茂)に友人が住んでいて、地域おこし協力隊募集の案内を教えてもらったのがきっかけです。以前から佐渡についての本を製作したいと考えていて、その準備も兼ねて協力隊に応募しました。
 佐渡には、日本の過去と未来がいっしょにあると強く感じます。都会では忘れられてしまった昔ながらの生活や自然、知恵や人間の心が残っています。
 それと同時に、これから日本が体験するだろう難しい様々な課題(社会の高齢化への対応、エコロジーに配慮した生活や社会形成、新しい産業の開拓と発展の必要性)も、一足先に島にあるようです。「温故知新の島」、それが佐渡だと思います。

羽茂地域について
 羽茂地域は南佐渡の中心に位置しています。周囲を山に囲まれ、南側には広い田園地帯と海が広がっています。地域内に海と山と畑と川とがあり、温暖な気候と豊かな農産物に恵まれた地域です。椿・竹などがたくさん自生し、ミカンとリンゴ、ハマナスとサボテンが実る、日本の北と南がいっしょになったような不思議な場所です。
 羽茂の大きな地域行事として、4月においらん道中、6月に羽茂祭、8月に夏祭り、12月に羽茂大市などが開催されます(いずれも羽茂本郷)。代表的な特産品は、米(コシヒカリ)、柿(種無し柿)、ルレクチェ(品種改良された洋梨)などです。
 おいしい食べ物(お米・野菜・魚介類・お水)や、豊かな自然(海水浴のできる海岸や山など)、さらには生活に必要なお店(銀行や郵便局、スーパーやコンビニなど)や総合病院や学校(保育園・小・中・高)があって、佐渡のなかでも独立した、ひとつの地域や国のような場所だと個人的には感じています。
参考リンク:JA羽茂:佐渡島・羽茂地区の紹介 

これまでの活動内容・今後の活動予定 
・羽茂地域を中心にした佐渡南部地域にある能舞台を活用した、島外大学などによる能合宿の支援
・羽茂地域における文化事業などへの活動支援(まつりなどのイベントなど)
・羽茂地域を中心にしたイベント開催支援(音楽ライブ、本のイベント、芸能イベントなど)
・羽茂地域にある公共的役割をもった施設の活性化(羽茂温泉、大滝楽舎など) 
・佐渡・羽茂を世界に向けて発信します!
(羽茂の伝統芸能を扱ったフランス人写真家の写真展を、銀座エルメスギャラリーで開催しました)

コメント
 任期後は、ほかのひとではできない・自分にしかできないことを中心に、自分の得意な能力・技術を活かして、自分なりに佐渡の未来を明るく・希望あふれるものしたいと思っています。

羽茂担当の澤村です。

佐渡の地域おこし協力隊の各メンバーは、佐渡や担当地域についての情報発信のため、地元メディアへの寄稿や番組出演なども行っています。
TVやラジオ番組、新聞のコラムなどで、我々隊員の活動を知られた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

澤村は、今週末と週明けにかけて、2つのラジオ番組に電話出演させていただきます。

 ●BSN新潟放送 ゆうWAVE 
  2月21日(金)15:10ごろ~(5分程度)

 ●FM PORT MORNING GATE 
  2月24日(月)9:20ごろ~(10分程度)

ゆうWAVEでは、佐渡汽船提供の「朱鷺どきどき楽園の佐渡」コーナーで、3月2日に羽茂で開催される湯川潮音さんライブについてお話する予定です。
MORNING GATEでは、ナビゲーターの遠藤麻理さんが担当する「マリーズセレクション」のコーナーで、同じく湯川潮音さんライブについてのご案内や、地域おこし協力隊澤村の活動についてなど、お話させていただく予定です。

なお、いずれの番組も、番組内容が変更される場合がありますので、ご容赦ください。

また、佐渡のケーブルTV局 サドテレビジョンの対談番組「佐渡これからTV」では、2月の番組として、地域おこし協力隊のメンバー7名が佐渡の地域おこしについて対談する「みんなで地域おこし作戦!」が現在放送中です。

「佐渡これからTV」の放送時間は、毎週 日曜 16:00~ 水曜22:00~ 金曜15:00~、22:00~ 土曜20:00~ です。

これからも佐渡について、担当地域について、島内や新潟県下を始め、全国や世界に向けて情報発信してゆきたいと思います!

羽茂地区の澤村です。

羽茂の素浜海岸にあるカルトピアセンター素浜で、音楽ライブ公演を行います。
NHK「みんなのうた」や、SONYのCMソングでおなじみのシンガーソングライター 湯川潮音さんが、佐渡にやってきます。


photo by 東野翠れん 写真提供:つづく奏

ニューアルバム『濡れない音符』を記念した全国ツアー11か所の締めくくりとして、佐渡・羽茂を会場に選んでいただきました。


photo by 東野翠れん 写真提供:つづく奏

会場となるカルトピアセンター素浜(そはま。地元の人は「そばま」と発音します)は、市の教育委員会が管理する教育目的の滞在型施設です。
本来、公演等の目的での利用はできません。
今回は営利ではなく、地域活性化と文化振興を目的とした非営利の公演として、特別に使用許可をいただきました。
 
湯川潮音(ゆかわ しおね)
1983年東京出身。小学校時代より東京少年少女合唱隊に在籍、多くの海外公演などを経験。2001年ポップフィールドではじめて披露された歌声が多くの話題を呼ぶ。翌年のアイルランド短期留学から帰国後、自作の曲も発表し本格的な音楽活動をスタート。以降、美しいことばの響きを大切にした歌詞、クラシックやトラディショナルを起点に置いた独自の世界観で音楽を紡ぎ続けている。
(公式サイトより)

参考:
みんなのうた公式サイト 湯川潮音『ギンガムチェックの小鳥』
SONYデジタル一眼レフカメラ「α7」CM 


公演は3月2日(日) 開場:14:00/開演:14:30の予定です。
詳細およびチケット販売のご案内はこちらから。

私 澤村も、地元の方々が中心になっている実行委員会とともに、地域おこし活動の一つとして本公演のお手伝いをさせていただきます。

島外の方は、この機会にぜひ佐渡へ足を運んでいただければと思います。
また、島内の方は、島外で活躍されているミュージシャンのライブを佐渡で聴くことができる機会かと思います。

みなさま、ぜひ羽茂に遊びにきてください。

羽茂担当の澤村です。
寒さが日増しに強くなり、羽茂でもそろそろ雪が見られる時期になりました。
冬の寒さを温めてくれるような 羽茂大市 が12月15日(日)~16日(月)に開催されます。

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※チラシの画像をクリックすると拡大します。

羽茂大市は戦後まもないころ、新しい年を迎えるために必要な買い物ができる歳末市として始まりました。
ひとときは町を行き交う人ですれ違うこともできなかったそうです。

いまは残念ながら往時のような賑わいはありませんが、今年もたくさんの出店や楽しい屋台などが出揃います。
※一部の露店と、各イベント・屋台出店などは15日のみ



正月に向けた手作りの品が並ぶ、思わず心が温かくなるようなマーケットです。
※参考リンク 佐渡日和 羽茂大市

市の会場は羽茂の中心部、羽茂商工会を中心とした県道沿いの商店街。
このあたりは、かつて羽茂城の城下町だったそう。

大市では、昔懐かしいレトロな衣装に身を包んだ人たちが商店街を練り歩く、という楽しい企画も行われます。
また、羽茂大崎が本場である文弥人形の若手グループ 虫紋座 による「源氏烏帽子折」4幕の公演が、商店街の軒先を借りて行われます(無料)。
※いずれも15日のみ

昨年の文弥人形公演の様子




また、羽茂大市の一角のお店では、手作り屋台が並ぶ お多福いち という楽しいコーナーが開かれます。
※15日のみ

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※チラシの画像をクリックすると拡大します。

昨年のお多福いちの様子をちょっとご紹介。











今年は、お多福いちの軒先を借りて、地域おこし協力隊のメンバーが、温かい飲み物やお菓子をご提供する いこいっ茶屋 を出店します。
※15日のみ

お店には羽茂担当の澤村と、助っ人として宿根木担当の渡邊南風(みなみ)隊員が立つ予定です。

焙煎したての選び抜かれたコーヒー豆を、澤村の出身地である大阪の専門店から取り寄せます。
(ちなみに澤村は珈琲焙煎師初級の資格を持っています)
オーガニックの国産レモンを取り寄せて、ホットレモネードの仕込みも始めました。

大市では焼き芋の販売や、土人形の絵付け体験(500円)、はずれなしで景品が当たるガラガラ抽選会など、楽しいイベントや企画も目白押しです。


先日、NHKの番組でも紹介された『古食庵』葛原正巳さんの土人形。
干支の午など、何種類かご用意されるそうです。
これ以外にも簡単な図柄のものもあり、小さなお子さんでも体験できますよ。

羽茂大市に関するお問い合わせは羽茂商工会(0259-88-2160)まで。

皆様のお越しを楽しみにお待ちしています!


※一部写真は知人にご提供いただきました。ありがとうございました。

羽茂担当の澤村です。

羽茂大崎で11月11日(月)に大道芸の公演が行われました。

出演は世界で活躍する大道芸人で結成されたグループ はなじゃるっぴ。

今回、地域おこし協力隊として、行政放送のお知らせや地域での宣伝などでお手伝いをさせていただきました。
午後6時半から大崎活性化センターで行われた公演を見に行ってきました。



バルーンアートとアクロバットをされたのはHana(華)さん。
今年の6月に佐渡に来られて、そのときのご縁で今回の公演が開かれました。
風船がみるみるうちに動物になったりおもちゃになったりと、子供たちも大はしゃぎ。



椅子を使ったアクロバットは手に汗にぎります。
参考:華さんblog 

一輪車によるアクロバット曲芸を行われたのは、witty lookのDAIKIさんとCHEEKY!さん。



witty lookのお二人はシルク・ドゥ・ソレイユの登録アーティストで、先日は笑っていいとも!にご出演。
現在は韓国のPOPグループ KARAのライブツアーにも参加されています。
今回はツアーの合間をぬっての佐渡訪問。
一輪車のうえで繰り広げられるダイナミックでコミカルな曲芸が印象的でした。
参考:witty lookウェブサイト 

カップを使ったスポーツスタッキング世界チャンピオンで、世界でただ一人の「スポーツスタッキング&ジャグリングパフォーマー」のseoppiさん。



目にもとまらぬ早業にみんなの目も釘付けです。現在24歳、15歳からスタッキングを始められたそう。
参考:seoppiさんウェブサイト



そして異色の時代劇的大道芸?のおじゃるず。



見た目のインパクトが強烈です。
ちょんまげを知らない海外の公演では、「その長い帽子はなんだ?」と質問されることもあるとか。


(傘のうえで回しているのはア○パ○マンの頭です)

コミカルな動きと絶妙のトーク、そして素晴らしい曲芸テクニックで観客を沸かせていました。
参考:おじゃるずウェブサイト

今回のメンバー7人、
Hana+おじゃるず+witty look+seoppi=はなじゃるっぴ です。

さらにおじゃるずの出演では、会場におられた方から参加者を指名するスタイルの曲芸が行われました。
会場に数多く来られたお客さんたちの中で、なぜか、僕が飛び入り出演することに。



いじりやすい人だと思われたのでしょうか…
突然だったので、なされるがまま茫然と立ち尽くしています。

曲芸は、口に煙草をくわえて、目隠しをし、その煙草を長い鞭で叩き落とす、というもの…?



僕は目隠しされていたので何がなんだかよくわかりませんでしたが、会場は歓声と大爆笑に包まれました。



おそらく大成功したのでしょう…?



曲芸が成功して、歓喜に包まれるおじゃるずと僕です。

公演は約1時間。地元大崎をはじめ、佐渡南部からたくさんのお客さんが来場されていました。
お年寄りから子供まで、笑ってハラハラどきどきして、心から楽しめる公演でした。



メンバーのみなさんは、Hanaさんを除けば今回が初めの佐渡、とても佐渡を気に入っていただけたとのこと。

ぜひ今後もお祭りやイベントなどで、はなじゃるっぴのみなさんに佐渡にまた来ていただきたいです!

※今回の写真は知人にご提供いただきました。ありがとうございました。



羽茂担当の澤村です。
(この写真は友人から提供いただきました)

11月3日(日)に羽茂小泊で小泊祭りが行われました。
集落の若者たちが中心になって結成した「鼓泊組」が集落全体を周り、家の前で鬼太鼓を打ち、踊りを踊ります。

9月から小泊に住み始めた僕も、鬼太鼓と踊りに初挑戦。


(これも友人が撮ってくれた写真です)

複雑なリズムの表打ちに、最初はなかなか手が付いていきませんでした。
皆さんに教えてもらううちに、なんとか形が少しずつ身に付いてきました。

地元在住をはじめ、羽茂の町場や元小木からの助っ人も交えて、若者が計三十有余名。



太鼓を打ち鳴らしながら集落をパレードが進みます。

朝7時に小泊白山神社でお参りしてから集落全体を周って、再びお宮に帰ってきたのは夜の6時過ぎ。
その後、お宮で行われる直会(なおらい)などを経て、長い一日が終わりました。

中世ヨーロッパのある地方では、ベナンダンティと呼ばれる儀式が行われていたとか。
選ばれた男女たちが夜、魂を狼の姿に変え、収穫された農作物を守るために悪魔と戦うのだそうです。
※参考 カルロ・ギンズブルグ『ベナンダンティ 16-17世紀における悪魔崇拝と農耕儀礼』 

島の鬼太鼓では、一年でこの日だけ、若者たちは姿を鬼に変えます。
踊りを踊ってその年の収穫を祝うとともに、集落の人たちを守るために、太鼓の響きで邪気を祓います。
鬼太鼓の祭りも、古い時代に行われていて誰もが忘れてしまった、大切な儀式の名残を伝えるものなのかもしれません。

大阪では、地元の人が参加するような祭り自体、あまりなかったので、とても貴重で、とてもとても楽しい経験ができました。

この小泊祭りで、今年の佐渡南部地域の祭りはおしまい。
早くも来年の祭りが待ち遠しいです!

羽茂担当の澤村です。

10月24日(木)に羽茂保育園で開催されたトーク&ライブ『うたのびっくり箱』にお邪魔してきました。

『うたのびっくり箱』は、鼓童メンバーの藤本容子さんと宮﨑正美さんによる、幼児~低学年小児向けの新しいスタイルのワークショップです。
鼓童文化財団の協力により開催が行われました。

登場するのは、頭に3枚の羽根が生えた「おこたん」(ふじもとようこ→ようこ→おこ→おこたん)と、ちんどんセットを持った「サミーちゃん」(みやざきまさみ→まさみ→さみ→サミーちゃん)。

ちょっと不思議でコミカルで、とてもにぎやかな楽しいユニットの登場に、保育園の子供たちは大喜びです。


(写真:鼓童提供)

会場に置かれた「?」マークのびっくり箱からいろんな物を取り出したり、トイピアノやリズム楽器、胡弓や琴などの演奏とともに童謡や民謡を歌ったり、会場全体が一つになってリズム遊びをしたり。
園長先生も犬のおまわりさん役で飛び入り?参加。
年少組から年長組までの子どもたち全員が、おこたんとサミーちゃんによる歌と音の遊びに、夢中になって楽しんでいました。



子どもたちといっしょに音を出して楽しむ40分間があっという間に過ぎ去りました。
会場に見えられた園児のご父母の方々も、心から楽しんでおられたようでした。

最後には子供たちから二人に、たくさんの星が付いたメダルをプレゼント。
子供たちから「よくがんばったから、たくさん星を付けたよ!」と嬉しい声をかけられました。

サミーちゃんこと宮﨑正美さんは、10月に行われた「世界のKODOとともに 芸能の宝島・佐渡」(両津文化会館)をもって、鼓童の舞台を一区切りされました。
今後はワークショップを中心とした様々な活動を広げてゆかれるとのこと。

あなたの住む町に、おこたんとサミーちゃんの『うたのびっくり箱』がやってくる日も近いかも?

地域おこし協力隊 羽茂地区担当の澤村です。

もう1週間前になってしまいましたが、業務が休みの秋晴れの日曜日、友だちが耕している田んぼで稲刈りを手伝ってきました。


田んぼは山間の開けた場所にあります。
標高が低い場所にある田んぼからは1~2週間遅れての稲刈りです。


この田んぼは完全無農薬で、機械はまったく使わずに昔ながらの農機具を使い、手作業でお米を作っています。
稲刈りも、すべて鎌を使っての手刈りです。


みんなが作業のときに着ている野良着も、繕われて大切に着続けられてきた昔ながらのもの。
見た目はレトロですが、動きやすく作業しやすくて、とっても着心地がよいです。
僕は、腰巻の鮮やかな「協」マークをポイントに、コーディネートしてみました。


前日の土曜には、師匠に教わりながら、たくさんの鎌の刃を砥石で砥ぎあげて準備しました。
なかなか一苦労です。


稲刈りでは、ひたすら稲を鎌で刈り、乾燥した藁で稲をくるくるっとまとめて、手だけでぎゅぎゅっとしばります。
説明するのは簡単ですが、これがけっこう難しい。


しばった稲は、はざかけを行って、天日と自然の風で乾燥させます。


乾燥させる方法もさまざまで、岩手にいる友人の田んぼでは、垂直に立てた木の棒に藁たばを交互に干す「ほんにょ」というやり方をしていました。


手刈りはかなりハードな作業です。
水分補給やおやつなど、ときおり休憩時間を設けます。


日陰に吹く風が、とても気持ちいい。

何百年も前からほんの数十年前まで、日本のあらゆる場所でこんな風景が見られていたのでしょう。


たまたま通りかかった車に乗っていた人たちが、僕たちの稲刈りをめずらしそうに見ていました。

僕も写真を見返していて、今もアメリカで昔ながらの生活を送っているアーミッシュという人たちのことを思い出しました。


刈り取りが終わった夕暮れの田んぼでは、虫たちを観客に、小さな楽団がヴァイオリンでバッハを奏でていました。
宮沢賢治の世界ですね。

はじめまして。 
佐渡市地域おこし協力隊 羽茂地域担当の澤村明亨(はるゆき)です。

2013年9月から羽茂地域に居住して活動を始めました。
詳しいプロフィールはこちらを参照ください。 
どうぞよろしくお願いします。 

佐渡はいまなお伝統芸能が盛んな島です。
佐渡全体で現在、約35の能舞台があるといわれています。
かつては200を超える能舞台があったとか。

佐渡の南部にある羽茂にも、現在7つの能舞台があります。 
9月の7日(土)~13日まで、羽茂にある3つの能舞台を使って、関東から来島した大学の能サークルや学生たちによる合宿が行われました。
 地域おこし協力隊では、合宿の支援・お手伝いをさせていただきました。
  
羽茂大崎の白山神社で練習を行ったのは、獨協大学の能楽会です。



 
能楽師の先生や顧問の柿崎先生のもと、4名の学生が、神韻縹渺とした山郷の能舞台で練習を行いました。

 
羽茂村山の気比神社で練習を行ったのは、早稲田大学金春会です。



 
能楽師の本田先生や下掛宝生会の学生も含め、計10数名の学生さんが、古式ゆかしい能舞台を使って練習を行いました。

 


羽茂飯岡の渡津神社そばにある飯岡活性化センターの能舞台で練習を行ったのは、相模女子大学の学生さんたちです。



 
相模女子大学では能の授業があり、能楽に関心を抱いた5名の学生さんと3名の先生方が、地元の能グループ昭諷会(しょうふうかい)のメンバーによる指導のもと、授業で学んだ熊野(ゆや)の謡や舞を練習しました。

 

 
佐渡のローカルTV局CNSテレビにも取材をいただき、後日、練習風景や学生たちのインタビューが佐渡TVで放映されました。すでに番組をご覧になられた方もおられることと思います。

各大学とも、練習の合間には、地元の方々との交流を深めたり、羽茂天沢にある草苅神社で行われた奉納能楽や、羽茂に伝わる文楽・文弥人形の鑑賞をするなど、佐渡滞在を楽しまれたそうです。 

ほとんどの学生は自宅に畳の部屋もないそうで、普段の生活では、正座をする機会もほとんどないとか。
佐渡の豊かな自然とそこに流れる伝統芸能、温かい島人の人柄に触れて、たくさんの経験と思い出を胸に、帰って行かれました。

個人的には、以前、3か月ほど滞在したことがあるインドネシアのバリ島のことを思い出しました。
バリには、棚田や獅子舞があり、まるで100年前の日本にいるような感じを覚えたことがありました。
打楽器による楽団(ガムラン)が盛んだったり、能のようにお面をかぶった踊りがあったり、1年中島のどこかでお祭りが行われていたり、豆腐が食べられていたり、お米のお酒が飲まれていたりなど、日本や佐渡とバリには共通点がたくさんあります。
自然が豊かだったり星空がきれいだったり、海も山もあるところや、観光に力を入れていることも似てるかも…

今回の受け入れでは、各能舞台のある地域の方々にいろいろとお力添えをいただき、大変お世話になりました。

羽茂を含めた佐渡南部地域では、今後も継続的に、地域の能舞台を活用した能合宿の受け入れや、伝統芸能の振興を進めていきます!

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